story148 ページ37
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「ギガンティックボム！！…ぐ、っ…うわあぁぁぁ！！」
私達のシュートは見事新雲のゴールを割った。
4-3
逆転…！！
「やったあぁぁー！！」
「やったな！」
「はい。」
すごいな･･･、ホント。
天馬には驚かされてばっかりだ。
「…ッ！」
急にクラッときて、倒れそうになる。
「！大丈夫か？」
「霧野センパイ！」
それを霧野センパイが支えてくれた。
「やっぱり、三人に力を送るのはキツいなぁ…。」
「お前もよく頑張ったな。」
「はい！」
そして、試合終了のホイッスルがフィールドに鳴り響いた。
雷門、決勝進出！
サッカーを取り戻すまであと一勝！
「やったね、A！」
「うん、あと残すは決勝だ！」
私達が勝利に喜んでいるときだった。
＿＿＿＿＿＿バタッ…
「…！！」
誰かが倒れた。
驚いて振り向いてみると、
「！＿＿太陽！！」
・
「太陽、大丈夫！？」
倒れた太陽を起こす。
すると太陽は、
「…はは、はははっ！」
突然笑い出した。
「た、太陽…？」
「…はぁ、全力を出し切った…。もう、動けないや。」
太陽はふにゃと笑った。
でも、どこかその表情はスッキリしていた。
「太陽…。」
「知らなかった…。こんなに気持ちのいい試合があるなんて…。
ありがとう、みんな。」
太陽は新雲のみんなの方を向いて言った。
「太陽…、俺達の方こそ、ありがとな。」
佐田くんの言葉に、新雲のみんなが頷く。
良いチームを持ったね、太陽…。
「…姉さん、天馬。僕、二人と試合ができて、ホントに嬉しかった。」
「私も…。太陽と思いっ切り戦えて、楽しかったよ。」
「俺だって、太陽と戦えて嬉しかった！」
「…ホントに、キミ達と戦えてよかった。もう、思い残すことはないよ…。」
「太陽…。」
「…ホントに？」
「！」
「ホントに…ないの？これでホントに満足？」
「姉さん…。」
太陽は自分の胸に手を宛てた。
そして、グッとユニフォームを握り締める。
まだ、まだ太陽は立ち上がれる…！
「僕…、僕はまだ…サッカーがしたい…！！」
「！うん、絶対できるよ！あんなに全力を尽くして戦った太陽だもん！」
「そうだよ！全力を尽くせばどんな困難だって超えられる！
それを教えてくれたのは、太陽じゃないか！」
「姉さん…、天馬…。」
太陽の目に、涙が浮かんだ。
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蒼乃(プロフ) - takerutkさん» うぁぁぁぁ！！申し訳ありません！！ご指摘ありがとうございます…！誤字気をつけますね、、ずっとこのままだったなんてすみません、、、 (2016年6月20日 0時) (
レス) id: 0ae167b07f (このIDを非表示/違反報告)
takerutk(プロフ) - 10人に一人になってますよw (2016年6月19日 23時) (レス) id: 52a69e3143 (このIDを非表示/違反報告)
みりみり - こちらこそ！ (2014年12月3日 16時) (レス) id: d56b577762 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃(プロフ) - みりみりさん» 了解！じゃ、これからよろしく！ (2014年12月3日 16時) (レス) id: 4395e408d4 (このIDを非表示/違反報告)
みりみり - ハイ！よろしくお願いします(≧∇≦) あと、タメでも良いですよ(^O^) (2014年12月2日 22時) (レス) id: d56b577762 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼乃 | 作成日時：2014年10月1日 19時
