story115 ページ4
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「えっと…、Aの知り合い？」
空気状態になっていた天馬がケンカ？をしていた私達の仲裁に入って言った。
「あ、確か…天馬…だよね？」
「え？俺のこと知ってるの？」
「うん。姉さんからよく話は聞いてるからさ。」
「ちょ、それ言わなくてもいいじゃんっ！」
“姉さん”という単語に天馬は疑問を抱いた。
「姉さんって…えぇ！？もしかして姉弟！？」
天馬は目をパチクリさせて言った。
「そうだよ。ねー？姉さん。」
太陽は後ろから私に抱き付いて言った。
太陽の顎が私の頭の上に置かれてるからか、顔が上げられない…。
昔は私の方が高かったのに。
「まぁ、姉弟っていっても従弟だけどね。」
「な、なんだぁ…。そっかぁ〜、よかったぁ〜…。」
「え、よかった？」
「え！あ、いや、なんでもない！！
そ、そっか！Aの従弟か！」
「(ふ〜ん…)そうだよ！僕は雨宮太陽、よろしく！」
「俺は松風天馬、よろしく。」
「姉さんと同じ雷門なんだよね？いっつも試合見てたよ。」
「ホント？なんか照れるなぁ〜。」
天馬は頬を赤く染めて、頭を掻く。
そんな天馬を見ながら、
私は未だに抱きついたまま離れない太陽に言った。
「とりあえず、そろそろ話そうか。太陽。」
「ヤダ。」
即答で答え、そして更に強く抱き締める太陽。
「ぐ…ぐるじぃ……ッ。」
「あ、ごめん姉さん！」
「……。」
そんな私達を見て、天馬が不安そうな表情をしていたことに、
私は気づかなかった。
＊
「病院で大声出しちゃダメでしょ！他の患者さん達の迷惑になるじゃない！」
「す、すみません…。」
「廊下も走らない！」
「ごめんなさい…。」
売店前で騒いでたところを冬花さんに見つかり、
ベッドの上に正座をして、現在お説教中。
お見舞いに来た天馬はそんな私達を見て苦笑していた。
「でも太陽が私のアイスを横取りしたことが始まりであって…。」
「言い訳しないの。」
「う……はい。」
「全く…姉弟揃ってホントに手が焼けるわね。」
「「えへへー。」」
私たちは顔を見合わせて、笑う。
やっぱりそっくりなようだ。
「二人とも、本当に仲良いんだね。」
天馬にも同じことを言われた。
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蒼乃(プロフ) - takerutkさん» うぁぁぁぁ！！申し訳ありません！！ご指摘ありがとうございます…！誤字気をつけますね、、ずっとこのままだったなんてすみません、、、 (2016年6月20日 0時) (
レス) id: 0ae167b07f (このIDを非表示/違反報告)
takerutk(プロフ) - 10人に一人になってますよw (2016年6月19日 23時) (レス) id: 52a69e3143 (このIDを非表示/違反報告)
みりみり - こちらこそ！ (2014年12月3日 16時) (レス) id: d56b577762 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃(プロフ) - みりみりさん» 了解！じゃ、これからよろしく！ (2014年12月3日 16時) (レス) id: 4395e408d4 (このIDを非表示/違反報告)
みりみり - ハイ！よろしくお願いします(≧∇≦) あと、タメでも良いですよ(^O^) (2014年12月2日 22時) (レス) id: d56b577762 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼乃 | 作成日時：2014年10月1日 19時
