story133 ページ22
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「いくよ、信助！」
「うん！」
ボールを置いて、シュート体制に入ろうとしたとき、
「夜月。」
兵頭さんから声がかかった。
なんだろう？と思ったけど、
兵頭さんの瞳を見て、兵頭さんの言いたいことを察した。
信助に眠る力を引き出す…！
「はあぁぁぁ！月光神セレーナ！！」
「化身！？」
「無茶よ！必殺シュートだって止められないのに…！」
「…いや、これでいいんだ。」
「剣城…？」
「(無理だ…。Aの化身シュートなんて止められないよ…。)」
「集中だ信助！止めることに集中するんだ！」
「集中…？…！」
“やっぱりキミには、GKの素質があるよ！”
「もっと集中するんだ…！！」
「はあぁぁぁ！ムーンライトバースト！！」
「絶対に止めてみせる！うおぉぉおぉぉ！！」
「「「！！」」」
今のは…！！
砂煙が吹き起こり、目の前が見えなくなる。
けど、段々と晴れてきて、
そしてゴールの前に私のシュートをガッチリと止めた信助の姿が見えた。
信助は化身を発動させ、見事私の化身シュートを止めたんだ。
「化身を…出した…？」
「すごいよ信助！！Aのシュートを止めるなんて！」
「やったじゃないか！！」
「！やった…やったあぁぁ――っ！！」
「あーあ、信助が化身を発動できたのは嬉しいけど、シュート止められちゃったのは悔しいなぁ…。」
嬉しいような、嬉しくないような。
私の気持ちは複雑だった。
「よーし！僕、GKとして雷門のゴールを守る！！」
でも、信助の自信に繋がったなら、よかったかな。
悔しいことに変わりはないけど。
「今日はありがとな、南沢。」
「ああ。」
そう答える南沢さんは、
車田センパイと天城センパイにもみくちゃにされていた。
「ありがとうございました！」
「ああ、頑張れよ。」
「期待してるぜ。」
準決勝はもうすぐ。
・
「ところで、A。俺と付き合うことを考えてくれたか？」
「だから！全力でお断りしますって！！」
天馬の後ろに隠れて大抗議する。
此奴、まだ諦めていなかったようだ。
「照れなくて「照れてませんから！！」…。」
「南沢さん、とっとと帰ってください。」
「今日はありがとうございました。」
いつものような南沢さんとみんな。
あの日のような雰囲気は、もうどこにもなかった。
「俺の扱い酷くないか？」
「ああ、気のせいだ！」
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蒼乃(プロフ) - takerutkさん» うぁぁぁぁ！！申し訳ありません！！ご指摘ありがとうございます…！誤字気をつけますね、、ずっとこのままだったなんてすみません、、、 (2016年6月20日 0時) (
レス) id: 0ae167b07f (このIDを非表示/違反報告)
takerutk(プロフ) - 10人に一人になってますよw (2016年6月19日 23時) (レス) id: 52a69e3143 (このIDを非表示/違反報告)
みりみり - こちらこそ！ (2014年12月3日 16時) (レス) id: d56b577762 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃(プロフ) - みりみりさん» 了解！じゃ、これからよろしく！ (2014年12月3日 16時) (レス) id: 4395e408d4 (このIDを非表示/違反報告)
みりみり - ハイ！よろしくお願いします(≧∇≦) あと、タメでも良いですよ(^O^) (2014年12月2日 22時) (レス) id: d56b577762 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼乃 | 作成日時：2014年10月1日 19時
