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非常ベル ページ14

Aside



タオルを拾った日から数日経った




普通に美優ちゃんと亜希ちゃんと話して






そしたらまた少し陰口言われて







変わらず授業も受けて









でも変わった事もあった








あの日から“木兎光太郎”先輩の事を木兎先輩と言うようになった事






廊下ですれ違ったら挨拶ぐらいする様になった事






男バレの人達と少し話す様になった事







そんな風に日常を過ごしている







『あ、木兎先輩』




木兎「あ!!A!!!やっほー!!!今日はもう5回目だな!!!」




今日は何かと木兎先輩にすれ違う回数が多かった





『そうですね。あ、木葉先輩達もこんにちは』




木葉「Aちゃんやっほ〜」






『木兎先輩と同じクラスじゃないのによく一緒にいますよね』





木葉「……木兎は目を離したら何かしらやるからな」




猿杙「本当に目を離した隙にな…」





悟りきった目をして私はお疲れ様ですと心の中で呟いた





そう思ったら廊下内にいや、校舎内に


ジリリリリリリ!!!



という音が響いた




小見「あ!!おい!木兎!!何してんだよ!!」






非常ベルが鳴った







木兎「「強く押す」の“強く”ってどれくらいかなって…」







思わず耳を塞いで私は






『なんでそれで押しちゃうんですか!?!?』






木葉「おまっ……!!本っ当に言った傍から問題起こしやがって……!!」






猿杙「部休になりかねないぞ!!」






小見「ほらみた!!教頭先生が走ってくる!!」





鷲尾「もう知らない…」





普段余り喋らない鷲尾先輩までもがそう言った






教頭「また男子バレー部かね!?!?」





木葉「きょ、教頭先生……!!これには訳が……!!」





木兎「俺が普通に押しただけだけど?」





小見「木兎、お前はもう黙ってろ!!」





その後みっちり怒られて何とか部休までには至らなかったらしい(木葉談)

“可能性”→←人の事言えないけどさ



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設定タグ:ハイキュー , 梟谷 , 木兎光太郎   
作品ジャンル:恋愛
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まふにゃ(プロフ) - 感動しすぎて目からレモン汁が出ました (2020年9月15日 0時) (レス) id: e60b434199 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さゆ | 作成日時:2020年6月20日 10時

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