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あの後、タツヤの助けによって私は何とか神と悪魔から解放された。
というか神ならもっと慈悲の心持てよ、てるみんの方がよっぽど神にふさわしいよ。
心の中で悪態をついていると、試合再開のホイッスルが鳴る。
ドンヒョクがドリブルでこちらのゴールに向かって、勢いよく走ってくる。
「へっ、こんなの楽勝だ！！」
ヒロトが敵を止めようと立ち向かう。
…が、パクとペクがドンヒョクの近くへ行き、鏡をスパイクから覗かせようとする。
ヒロトが鏡を見てしまうのを防ぐため私は必死に走る。
「うおっ！？？」
『あっ、ぶない！！！うわ眩し！！？』
まともにくらってはいないが、少し目を閉じるのが遅かった為、目がチカチカする。
うわやべ…鏡はよくないよ鏡は…
そして3人はニヤニヤと笑いながら通り過ぎる。
「お、おい！！大丈夫かよ」
ヒロトが心配をしてくれたのかこっちに駆け寄ってくる。
けど、少し光を浴びてしまったので完璧に目を開けられないまま返事をする。
『う、う〜ん、なんとか…？？ちょっと時間経てばまた開くと思う』
「チッ、汚ねえ野郎だ」
『吉良くんが食らわなくて良かったよ』
「…そうかよ」
そしたらヒロトは、お前は大人しくしてろ、と言って3人を追いかける。
「A！！」
『ひ、氷浦？ごめん今ちょっと見えにくくて…』
「大丈夫か？痛くないか？」
『大丈夫、痛くないよ。まともに食らってないからセーフ』
「そうか…良かった」
アーーー！！！今微笑んでるんだろうな！！声で分かる。流石私。
でもこれマジで怖いよね。一方間違えれば失明するよね？？こっっわ…？？闇じゃん。
そんなことを考えているのにも関わらず氷浦は私の心配をしてくれている。大丈夫か？試合出れ続けそうか？とか
『大丈夫だって〜そんなに心配しなくても』
「この間まで病院に居てたじゃないか。心配にもなる」
『う、それもそっか…ごめんね、でも本当に大丈夫。ほら、目開いたよ』
そう言って目をぱちぱちさせると、氷浦は安心したように微笑んで、無理はするなよ、と言ってくれた。
…ここには天使しかいないの？楽園なんだが？
(ヒロト、ちゃんとお礼は言いなよ)
(うっせー、タツヤ。…分かってるっての)
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サーナイト - 野坂ー！いよいよ出番！楽しみすぎるー！ (2020年6月7日 17時) (
レス) id: 5955d179f7 (このIDを非表示/違反報告)
Tena_unknown(プロフ) - ルルさん» コメントありがとうございます！マイペース更新ですが、それでも応援してくださると嬉しいです。 (2020年6月4日 2時) (レス) id: 42a710b782 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - 凄く面白いです！続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2020年6月3日 9時) (レス) id: 221a90b765 (このIDを非表示/違反報告)
のりたま(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2019年3月6日 0時) (レス) id: dfae553a09 (このIDを非表示/違反報告)
『 』 - ひょっとして作者様はﾉｰｹﾞｰﾑ・ﾉｰﾗｲﾌ好きなんですか！？俺も大好きなんです！応援してます！ (2018年12月25日 17時) (レス) id: ec43b210b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tena_ | 作成日時：2018年11月19日 17時
