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「んぁ？あれ、和？
智兄も・・・。今何時？」
「もう７時。夕方の。
早く起きてください。
正直邪魔です。」
「ひどい！！
頑張って仕事してきた兄に向って！！」
「私だって仕事してました！！」
雅紀と和也が言い合っている間、智は楽しそうに２人を見つめていたのだった。
「こらこら２人とも・・・。
希と望が起きちゃうだろ！？
智兄も、見てないで止めてよ・・・。」
「えぇ〜。可愛いからいいじゃん。
２人も起きたら起きた時だよ。」
「はぁ〜・・・。」
翔の心配通り、雅紀と和也の声に目を覚ました希と望。
状況が掴めず、不安になったのか希がぐずりだした。
本調子じゃない望も、希の泣き声に共鳴するように泣き出してしまった。
「ほら見ろ。２人のせいで
希も望も泣いちゃったじゃん・・・。」
翔はそういって希を。
智が望を抱き上げあやす。
「「ごめんなさい・・・。」」
兄に怒られ、末の双子に泣かれてしまい・・・。
ようやく反省する雅紀と和也。
「ただいま・・・？
どうしたの？この状況。」
タイミングよく戻った潤に状況を説明。
潤にも呆れられながらお説教を食らった２人だった。
「希、ごはんどうする？
昼も食べてないだろ？
おなか減ってない？」
翔が希を抱えたまま聞く。
希はちょっと考えて、おなかが減っていないのか、首を横に振った。
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作者名：mio
| 作成日時：2018年2月4日 23時
