錦戸さん家の妹ちゃん∞

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裕side







家に帰って、リビングのソファー。





「みてなヨコちょ、またやっとる。」



「ん〜？」



ヤスに言われて向かいのソファーを見ると、
大倉の足の間にちょこんと座って、
２人揃って寝てる熊２匹。




デジャブ？








「こんなん、
　亮にバレたら怒られるで？
　『俺の妹取るなッ！！』ってな」





そう言いながら楽しそうに笑うヤス。


どっくん、Aの事になるとキャラ変わる
からなぁ。

末っ子やった亮にできた年の離れた妹。

溺愛しとんねん。


Aに何かあると、冗談抜きで怖いねんぞ？


まぁ、俺らもそうなんやけど・・・。









「ホンマによう寝るなぁ、
　コイツらは。」




「熊の親子やねぇ〜。」




「兄妹やのうて？」




「やって兄妹やと、
　相方が亮になってまうやん？
　やから親子。
　丁度サイズ感もデコボコやし。」




そう言うとヤスは２人に近づいて








「縮めぇ〜・・・。
　おーくらぁ〜、ちっこなれぇ〜・・・。」






そう言って、今度はソファーに座って眠る
大倉のつむじをグリグリしとった・・・。








「ヤス、つむじって
　ハゲか下痢のツボやなかったっけ？」




「そやった？
　まぁ、なんでもえぇわ。
　Aを占領した報いを受けろ、大倉ぁ〜」





まぁ、なんや楽しそうやでええか。









俺はまたスマホを向けて。



眠る２匹の熊と、
その熊にちょっかいをかけ続ける小人を
カメラに収めて楽んだんや。









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すまん・・・。→←・

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