２ ページ14
＿
雅紀ｓｉｄｅ
明け方、リビングが騒がしい。
ヒナちゃんの声も聞こえるから、
きっと智の具合は悪いままなんだろうな・・・
そんな事を考えながら、俺の腕の中で眠る、
可愛い小さな弟に目をやる。
智が病院に行ったって和が知ったら、
寂しがっちゃうかな・・・？
和のフワフワした髪を優しくなでていると、
そっと開いた部屋の扉。
「起きてるか、雅紀？」
「起きてるよ。おはよう、潤兄。」
「おはよう。今、信五さんが来て、
智と父さん、病院行ったから。」
「ん。声、ここまで聞こえてたから。
なんとなく予想してた。」
潤兄はそう言うと、ベッドで眠る和の元まで来て
「和は、熱なさそうだな。」
そう言って、体温の確認をする。
コレ、日課だからね。
潤兄も手慣れたもので、
和も智も起こすことなく体温計を挟んじゃうの
俺なんて、絶対に気づかれるのに・・・
どんな技使ってんのかな、潤兄は。
「雅紀、和が起きちまう前に
朝飯食ってこいよ。
その間、俺がココに居るから。」
「わかったぁ〜。」
俺は潤兄に和を任せて、一旦自分の部屋に。
制服に着替えて、
友達に朝練を休むことをメールして・・・。
リビングで朝ごはんを胃袋に収めて。
・・・・・・。
一人は寂しいな・・・。
学校に行く準備を終わらせて
双子の部屋に戻ると、お目覚めの様子の和。
「起きてたの、和？おはよう。」
「おぁ、よぉ・・・。」
明らかにテンション低いな、今日の和ちゃんは
智が病院行ったこと、勘付いてますね。
こりゃ１００％幼稚園に行かないパターン・・・
さてと、どうしましょうか？
そう思って潤兄に視線を持って行くと、
潤兄も苦笑いだった。
結局、無理して体調崩すのも可哀そうだから、
幼稚園に連絡入れて、今日は２人ともお休みに
潤兄がお父さんに連絡を入れてくれて、
俺らの登校時間に間に合わないから、
今ヒナちゃんがこっちに向かってるとの事。
しばらくして、家のインターフォンが鳴って
ヒナちゃんが戻ってきた。
＿
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーナンバー
8
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1294人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mio(プロフ) - butazch715413さん» コメントありがとうございます！読者様に楽しみだと言って頂けると、とても嬉しいです^ ^ 作者自身も、これからの話の展開がみえていませんが、楽しんで頂けるよう頑張ります。 (2018年7月20日 20時) (
レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
butazch715413(プロフ) - 智くんとニノが小さくて双子で翔くんがパパの、お話しが大好きです。これからも、楽しみにしてます (2018年7月20日 20時) (レス) id: 1f48e891ea (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - ﾏｰﾒｲﾄﾞさん» 嬉しいコメント ありがとうございます！楽しみにして下さっている読者様の為にも、停滞しないよう頑張ります。これからも、覗いてくださると嬉しいです^ ^ (2018年7月16日 22時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
ﾏｰﾒｲﾄﾞ - 何回も読みたくなるほど、素晴らしい作品で私のお気に入りです♪更新楽しみに待ってます!!身体に気を付けて頑張ってくださいね(^^)応援します(^o^)/ (2018年7月16日 22時) (携帯から) (レス) id: 9c35c8542d (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - ＬＩＮＥ風の設定、初チャレンジしてみましたが・・・。難しいですね。何度も繰り返し通知が行ってしまった方、申し訳ありません。引き続き、櫻井家の日常をお楽しみください。 (2018年7月16日 17時) (レス) id: 3a3c504644 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mio
| 作成日時：2018年7月16日 0時
