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和也ｓｉｄｅ
「君はどんな武器なの？」
俺がそう聞いても、
下を向いたまま固まっている彼女。
「・・・・・・
本、なんです・・・。」
「えっ・・・？」
本当に小さな声で答えた彼女。
「本？魔導書って事？」
「はい・・・。」
ほぉ〜。
ますます興味がわいた。
魔導書なんて、教科書で習ったことはあっても
現物を見たことがない。
「見せてよ。」
「えっ！？」
「俺、マイスターなの。
絶賛パートナー募集中の。」
俺がそう言って名札を見せると、
彼女は驚いた表情をした。
「Ｓクラス！？
そんな・・・。
私なんかの能力・・・。」
そう言って、どんどん後ずさっていく彼女。
ヤバい、面白いぞこの子。
からかいたい気持ちはグッと我慢して・・・。
「ねっ？お願い。」
そうお願いしてみる。
「・・・笑わないで、くださいよ？」
彼女はそう言うと、武器化しはじめた。
確かに、魔導書。
本物だ・・・。
手に取った瞬間、俺の体を駆け巡る魔力の感覚
今まで沢山の人と組んでみたけれど、
こんなに魔力を感じたのは初めて。
俺の力が、直で伝わる感じ。
「ねぇ、力、使っていい？」
彼女に一応許可を取って、能力発動。
魔導書が開き、光る。
水鉄砲をイメージして、手をかざす。
花壇の脇の木にめがけて放つと見事に命中した
初めての能力発動なのに、
自分の思い通りに魔力が具現化できた。
＿
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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みーちゃ(プロフ) - 初めまして。とても面白かったです。ワクワクしました。これからも、頑張って下さい。 (2019年6月11日 13時) (
レス) id: a96942639d (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - 結那さん» コメントありがとうございます。このお話、書き溜めしていないものなので…。作者の現実でのお仕事が落ち着くまで、もう暫く待って頂けると嬉しいです。 (2018年4月9日 22時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
結那(プロフ) - 面白くて好きです。早く続きが読みたくなりました。更新頑張ってください！ (2018年4月9日 21時) (レス) id: f542a8ceef (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - カノンさん» コメントありがとうございます。今までと違うジャンルの小説ですが、楽しんでいただけたら嬉しいです。 (2018年3月24日 22時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
カノン - 私mio さんの小説大好きです！更新楽しみです！頑張ってください超楽しみです！ (2018年3月24日 21時) (レス) id: 23fa94a902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mio
| 作成日時：2018年3月21日 16時
