進級試験 ページ24
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和也ｓｉｄｅ
３月も中を過ぎ、
Aと出会ってから１週間
進級試験まであと３日となった今日。
「和、今年は
もちろん受けるんだろ？」
いつものように寮でゲームに勤しんでいた俺に
不意に声をかけてきた翔さん。
「もちろんです。
なんといっても私には、
最高のパートナーができましたから。」
進級試験の為に、俺、ちょと頑張りましたよ
今１年生の俺とA。
翔さんたちと同じ学年、４年生になるべく、
飛び級をしようと考えまして。
翔さんたちは今３年だから、
普通に試験を受ければいいんだけど、
飛び級にはいくつか条件がある
１つはＡクラス以上であること。
これはクリア。
後は先生の推薦がある事。
これも先生に言ったら二つ返事でＯＫ。
普通はここで引っかかるんだけど・・・。
俺らペアの場合、別の所で苦戦したのよ。
マイスターとアビリティー、
飛び級が双方の望んでいる事であること。
これね。
Aのヤツ、飛び級する事嫌がってさ。
飛び級試験は普通の進級試験と少し違う。
普通の進級試験はトーナメント制で、
同じ学年のヤツと当たって上位３チームが
進級を許される
残りは留年ってやつ。
もちろん強い奴にはシード権もある。
因みに智さんも翔さんもシード枠。
1戦やって勝てば進級決定。
俺ら飛び級の場合、
いくらＳクラスでもシード枠無し。
最初から戦って、勝ち残らないといけない。
しかもぶっ続け。
だから飛び級は前例が殆どない。
やろうと思う奴も少ないし。
もうね、
Aを説得するのに時間がかかりましたよ
ずっとイヤだの一点張り。
本当に困ったお嬢さんでしたよ。
まぁ？
俺の巧みな話術で
最終的に首を縦に振らせましたけど。
「一緒に高等部に上がれると良いな。」
「そうですね。」
4年生からは高等部。
外部にも任務に出るようになる。
本格的な戦闘も始まる。
だから、余計にみんなで上がりたい。
このメンバーで進級したい。
Aも、この気持ちには賛同してくれたから
進級試験まであと3日。
何とも言えない緊張感が俺らを包んでいた。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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みーちゃ(プロフ) - 初めまして。とても面白かったです。ワクワクしました。これからも、頑張って下さい。 (2019年6月11日 13時) (
レス) id: a96942639d (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - 結那さん» コメントありがとうございます。このお話、書き溜めしていないものなので…。作者の現実でのお仕事が落ち着くまで、もう暫く待って頂けると嬉しいです。 (2018年4月9日 22時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
結那(プロフ) - 面白くて好きです。早く続きが読みたくなりました。更新頑張ってください！ (2018年4月9日 21時) (レス) id: f542a8ceef (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - カノンさん» コメントありがとうございます。今までと違うジャンルの小説ですが、楽しんでいただけたら嬉しいです。 (2018年3月24日 22時) (レス) id: ea853d511d (このIDを非表示/違反報告)
カノン - 私mio さんの小説大好きです！更新楽しみです！頑張ってください超楽しみです！ (2018年3月24日 21時) (レス) id: 23fa94a902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mio
| 作成日時：2018年3月21日 16時
