俺ら伝説の７人兄弟∞ (ページ4)

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信五ｓｉｄｅ

続々と起きてきた兄弟たち。

男ばかりのこの家はちょっとむさ苦しいと思う
ときもあるけど、兄弟みんな仲ええから、
居心地は最高。

にしても・・・

「鮭・蝉・パァーンッ！！！」

「あっはははははっ・・・・」

「コンコンコン、
　コンスタンスにコンスターチ♪」

「あかっ・・・ふっ
　・・・りゅう、ストップ・・・」

リビングでさっきから五月蠅い奴ら。

隆平がしょうもないギャグを連発。

きぃと章大、タツが爆笑してて、さらに隆平が
調子に乗る・・・。

止めるヤツが居れへんと、暴走すんねんな。

そろそろ止めんと・・・

そう思っとった矢先、

「スコティッシュフォールド・・・」

「ええ加減にしろぉ！！！
　ティッシュ勿体ないわ！！！」

箱のティッシュをまき散らそうとした隆平。

流石の俺もキッチンから飛び出して、
隆平の脳天にゲンコツをお見舞いした。

「そない元気でヒマなら、
　すばると亮を起こしてこんかい！！！！」

俺がキッチンでそう叫ぶと、
隆と章大がリビングを飛び出して２人を
起こしに向かった。

「ヒナ・・・？怒っとる・・・？」

「はぁ！？」

「・・・ぃや
　・・・なんか、手伝うか？」

「ぉ、俺も・・・。ご飯、よそうわ。」

俺に怒られるのを恐れたんか、リビングに残ったきぃとタツが率先して用意を手伝ってくれて

ってかきぃ、お前三つ子とはいえ長男やろ。

弟に怒られて萎れるとか・・・。

シャンとせいや。

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