285 ページ45
〜A〜
｢あれ辻ちゃん先輩。お疲れ様です」
辻｢お疲れ。メイド？」
｢私だけです」
辻｢そう…なんだ」
辻｢(可愛いな)」
笹森｢俺もいます！」
｢笹森くんも来てくれたんだ」
笹森｢は、はい！諏訪さんに呼ばれて」
｢よかったぁ。ホール忙しくて人手欲しかったの」
その後奈良坂先輩と荒船さんが来てくれた
これなら抜けても大丈夫
私は少しだけ厨房にお邪魔させてもらった
｢お待たせー」
三河｢……コーヒーは？」
｢まぁまぁ。これでも食べてゆっくりしていきなよ」
頼まれても、メニューにもないチャーハンを作った
三河｢頼んでないよね？」
｢だって三河さん。ご飯食べないじゃん」
三河｢食べるよ。1食ぐらい」
｢せめて1日2食にしようよ」
三河｢2日に1食だけど」
｢………………！！？」
聞き間違いかな
2日に1食？
そんなわけないよね…………三河さんならありえてしまう
確かにお店行っても三河さんは何も食べない
私が食べるのを見てるだけ
家でもずっと物作りに取り組んでる
お腹空いたりしないのかな
｢……美味しい？」
食べないなんて言いながらも、ちゃんと食してくれる
｢ちなみに私は料理苦手」
三河｢美味しいけど……卵のカラ入ってる」
｢レイジさんが卵割ってて。私も出来るかなって思ったの。片手で」
見様見真似でいけると思ったんだよね。ほんと
イメージでは完璧だったとに、いざやってみると割るというより潰してしまった
カラは全部
｢これを本部長様に出すと怒られるけど、三河さんは怒らないね」
三河｢気にはなったけど、気にするほどじゃないなからね」
こんなに優しいのにどうしてみんな三河さんが嫌いなんだろ
客｢すみませーん」
｢はーい」
･
真司｢でも意外ですね。相席とか絶対嫌だと思ってました」
三河｢死ぬほど嫌だけど。しかも、よりによってこんな連中と」
真司｢なら何で」
三河｢Aがここに案内するからだろ」
真司｢ほんっとAの事だけは大事にしますね」
三河｢Aだけな」
忍田｢そのAが貴方といることで、不名誉な噂が流れているんですが」
三河｢不名誉？」
忍田｢身売りしている、ですよ」
三河｢それはそれで面白いな」
忍田｢は？((ｲﾗｯ」
真司｢(この2人が喋ると喧嘩にしかなんねぇ)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 95人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ワールドトリガー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まゆ
| 作成日時：2018年12月23日 15時
