371 ページ31
〜唐沢〜
唐沢｢大丈夫でしょう。いざとなったら桧谷がいますから」
根付｢桧谷？」
唐沢｢ええ。ボーダーに彼女がいる限り金の宛はある」
鬼怒田｢どういうことだ？」
唐沢｢時期桧谷当主の、桧谷麻理は彼女を溺愛してます
その彼女を守るためにはボーダー技術の発展、つまりは金は必要不可欠
ダシにすれば何十億だろうが出してくれますよ｣
忍田｢ふざけるな！！Aは道具じゃないんだぞ！！！！｣
今のは完全に失言だった
弱ってるこんなか弱い女の子を利用するなんて……
忍田本部長がキレるのも当然
でも俺にはもう……
出会ってるといっても所詮は廊下ですれ違う程度
彼女も俺を"そういう風”に
唐沢｢桧谷との話し合いなら近くうちに行きますよ」
忍田｢勝手なことをするな！！」
唐沢｢桧谷からの支援が一番なんですよ」
忍田｢ならこの子の存在はどうなる！？ボーダーに利用されるために生まれてきたんじゃない！！」
城戸｢綺麗事では誰も守れないぞ」
忍田｢だからこの子を傷つけると？」
城戸｢たった1 人と世界を秤にかけるのか」
忍田｢っ…もういい。貴方達とはこれ以上話せない」
｢忍田さー？おしごと……」
忍田｢あぁ。部屋に戻って私の仕事を手伝ってくれるか？」
｢いいよー」
行ってしまった
これで完全に忍田本部長は
自業自得とはいえ責任は感じる
正義感の
鬼怒田｢先程の話し。いけるんだろうな」
唐沢｢桧谷、ですか？もちろん」
いかせてみせるさ
彼女をとことん利用するんだからな
どんな手を使っても必ず金は出させる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まゆ
| 作成日時：2019年2月7日 15時
