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〜A〜
影浦｢くっそ！！また負けた｣
｢ドンマイです｣
10戦10勝
コツを掴めてきたし蒼也さんともやりたいな
遼さんがいるってことは防衛任務ではない
対戦してる間にギャラリーが増えるのにも慣れた
｢正宗さんもいたんですね。ビックリ｣
C級｢城戸司令を名前呼び！？｣
C級2｢マジで只者じゃねー。岸原先輩｣
｢正宗さん。いいですよ。あの件。私も参加します｣
城戸｢どういう風の吹き回しだ｣
｢嫌ならいいんですよ。元々、悠一さんが視えてる時点で私は不参加なんですし｣
数では負けてても実力差では圧勝してると思う
｢ちょっと気になる事があるので私も頑張りまーす｣
もしかしたら前回私を襲ってきたトリオン兵と関係しているかもしれない
1体ぐらい捕まえたいな
解析なら倒してもいいのか
どっちでもいいや
生け捕りでも倒すでも
｢今日はこのぐらいにしておこ。じゃあ帰りますね｣
城戸｢送らなくていいのか｣
｢私、ボーダーで一番強いので｣
影浦｢勝ち逃げしてんじゃねぇぞ｣
｢だって今日はレイジさんが食事当番なんですもん。正宗さん。克己さんに、またいけない事しようって伝えておいて下さい。それじゃあ失礼します｣
今日は玉狛支部の隊員は私だけだから車はなし
だと思ってたけど、パパが手を振ってるのは気のせいじゃない
｢何かあったの？｣
林藤｢ちょっと会議がな。正隊員泣かせは程々にしとけよ？｣
｢泣かせてないもん。軽いお手合わせ｣
林藤｢物は言いようだな。つーかお前。唐沢さんに何かされてねぇだろうな｣
｢何か……？特には｣
林藤｢本当か？｣
｢うん。あ……やめてって言ったのにやめてくれなかった｣
林藤｢((ﾋﾟｷｯ｣
｢それでね｣
林藤｢お前しばらく本部来んの禁止！！唐沢さんとの接近も最低3人以上、3メートルの距離取れ！！いいな！！？｣
｢え？あ……うん｣
その理由が聞かずとも分かれば私も普通の人に近づけるのだろうか
何か怒ってるみたいだし、ほとぼりが冷めるまでは玉狛でゴロゴロしてよう
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作者名：まゆ
| 作成日時：2021年6月4日 9時
