一叶と授業参観 ページ18
一郎side
『あれ、山田さん?』
「阿修羅さん!?なんでここに…学生ですか?」
『ち、違いますよ。弟の授業参観です』
「あ、ですよね、中学生なわけないですよね、びっくりした…俺も弟の授業参観で…何年生っすか?」
『3年生です、C組です』
「え、俺のとこもっすよ。…一緒に行きません?」
『ぜひ!!』
三郎の授業参観に来たら阿修羅さんに会った
私服姿の阿修羅さん、初めて見た
三郎と阿修羅さんの弟さんは同じクラスらしく、運命じゃねって思った
一緒に教室へ行く途中、阿修羅さんと初めてプライベートな話をした
阿修羅さんは俺と同い年らしく、俺と同じで2人の弟がいるらしい、しかも弟たちまで同い年
もう運命っしょ…
てか、ワンチャン阿修羅さんと同じクラスだったりしたのでは?
でもこんな美人忘れるわけねぇか…
三郎「あ、いち兄!!お忙しいのに来てくれてありがとうございます!!」
「おう、当たり前だろ?さっき話してたのは友達か?」
三郎「はい!!あ、紹介します!!僕の友達の三輝です」
「三輝くん、三郎がいつも世話になってるな、これからも仲良くしてやってくれ」
三輝「阿修羅三輝です。こちらこそ三郎くんにお世話になってます…って、一叶兄さん三郎くんのお兄さんと知り合いなの?」
『うん、一叶のアルバイトのお店によく来てくれるお客さんなんだ。すごい偶然だね』
教室に着くと休み時間だったらしく三郎が駆け寄ってきて友達を紹介してくれた
その友達が阿修羅さんの弟で、なんかもう三郎グッジョブ!!
でも、三輝くんは三郎と同じくらいの身長なのに、阿修羅さんはすごく小さいんだなぁ
それからは普通に授業参観をして軽い保護者会みたいなのも終わった
「阿修羅さん、この後お時間ありますか?」
『え?あ、18時からアルバイトがあるのでそれまでは空いてますよ』
「じゃあ、カフェかどっか行きません?俺阿修羅さんと話したいっす」
『あ、一叶も山田さんとお話したいです!!』
「一郎でいいですよ、俺も一叶さんってよんでいいっすか?」
『全然呼び捨てでいいですよ、一郎さん』
2人で近くのカフェに行き三郎たちの学校が終わる時間まで話した
一叶はバイトをいくつもかけ持ちしてるらしく、中学高校は通ってなかったらしい
高校通ってない人は何人か知ってるけど中学通ってない人はあんまり周りにいない
不登校とかか?あんまり聞かない方がいいだろうけど…
『一郎さん?』
「あ、いや…俺萬屋やってんだ、困ったことあったらどんな小さいことでもいいんで頼ってくれ」
『よろずや…ありがとう一郎さん!!』
今日も推しが尊い
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みんり(プロフ) - ライさん» たくさんのコメントありがとうございます!!頑張るお兄ちゃんと弟くんたちの葛藤をぜひお楽しみください。期待に応えられるように更新頑張らせていただきます!! (2020年12月21日 11時) (レス) id: e92ebc0925 (このIDを非表示/違反報告)
ライ - すみません いちかくんの名前の入力を間違えてしまいました 大変申し訳ありません! (2020年12月19日 1時) (レス) id: 2531068b1e (このIDを非表示/違反報告)
ライ - 読んでいてとても楽しかったです! 続きが楽しみです!頑張ってください! (2020年12月19日 1時) (レス) id: 2531068b1e (このIDを非表示/違反報告)
ライ - 会いたいジレンマを抑えつつ日ごろの感謝をお伝えためにプレゼントを買っているシーンはとてもかわいかったです!それに喧嘩しているところは山田兄弟と瓜二つで6人が合わさったら6人兄弟になれますね! (2020年12月19日 1時) (レス) id: 2531068b1e (このIDを非表示/違反報告)
ライ - 作者さんはじめまして 小説とても良かったです!主人公である一叶君が弟くんたちのために頑張っている姿を見て凄く感動しました!それに弟くん達が叶一君とお話がしたいのにできずにいて、 (2020年12月19日 1時) (レス) id: 2531068b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんり | 作成日時:2020年12月13日 7時