初恋57日目 ページ8
Aの可愛さに心やられながらも何とか見届けることができ、おっさんとAのお別れの時間
Aから時間になったらおっさんがいても関係なく迎えに来ていいと言われてるから5時になったらAのところまで行こう
『じゃあ、今日はありがとうございました』
「こちらこそ…これ、今日の代金です」
『はい、ちゃんと受け取りました。今日は楽しかったです』
「僕も…あのっ」
「A、5時になったぞ」
『あ、二郎くん!!お迎えありがとう。じゃあ、さようなら』
「あ…Aちゃん、ありがとう。お似合いだと思います」
『…でしょ?応援してくださいね?』
「何の話?」
『二郎くんはいいの!!行こっ!!』
一緒に帰ってる途中、Aにデートをしたいから予定を開けて欲しいって言われて週末に一緒に出かけることになった
今日デートもどきをして俺と出かけたくなったんだって、めっかわ!!
「楽しかったか?」
『うーん、二郎くんとだったらすっごく楽しかった』
「そっか…」
『二郎くんは?ヤキモチ妬いた?』
「そりゃ!!」
『なら満足かな…最近僕ね二郎くん大好き大好き期なんだ、だから二郎くんも僕のこと大好き期になればいいのにって思ってたの』
「もう十分大好き期だよ?」
『足りないよー、僕は常に二郎くんのこと考えてるんだよ?ずっとくっついてたいし、ずっと一緒にいたいの!!』
「かわいい」
『え、普通だったら面倒だって思うと思うけど…』
「え、そうなの?」
『恋愛音痴だなぁ、二郎くんは。ま、そんなとこもいいと思うけどね』
俺ディスられた?でも、好きって言ってくれてるからいいか
家に着いたら兄ちゃんと三郎が駆け寄ってきてAの心配をしてた
俺だけだと不安だったんだって、酷いよ兄ちゃん、俺だって好きな子くらい守れるよ!!
今日はAが一緒に寝たいって言うのでAの部屋で一緒に寝ることになった
晩御飯も食べ終わって風呂も出た
一時は毎日一緒に寝てたのになんだか緊張する
久しぶりだから?変に意識しちゃうよ
『ふぁ〜、』
「A、眠い?」
『ねむくない。じろーくん、あたまよしよしして』
「かわいい。前から思ってたけど、A眠くなると赤ちゃんみたいになるね」
『んー?じろーくんだいすき』
「話繋がってないよ?ありがと、俺も好きだよ」
『えへへ、おやすみ』
やっぱり面倒だなんて思わないよ、かわいいじゃん
65人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なるみ | 作成日時:2020年2月18日 14時