【男主】山田家次男、恋人ができる (ページ17)

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初恋66日目ページ17

二郎side

「あー、わかんねぇよー」

『二郎くんどうしたの？』

「中央区からガイドブック出すからプロフィール書けって言われてんだけどよぉ…意外と難しいんだよ」

『プロフィールって難しいものなの？』

「俺の好きな物ってなんだー!?わかんねぇー」

『僕も一緒に考えるね』

Aからの助言を借りながら何とか自分のプロフィールを完成させて兄ちゃんに渡した
あれが本になるらしい、需要あんのかよ？

『見てみて二郎くん!!僕もプロフィール書いたよ』

「Aのプロフィール？」

『そう!!クイズしよ、僕のプロフィール当てクイズ』

「よっしゃ、任せろ全問正解してやるよ!!」

『僕の職業、役職は？』

「あー、俺は高二で萬屋の手伝いって書いてたし…Aも同じか？」

『残念、高校二年生の二郎くんの恋人が正解です』

「かわいっ!!」

『次、好きな物はなんでしょう』

「えー、果物とカフェオレとうさぎ」

『おしい！初めに二郎くんが入ります!!』

「かわいっ!!」

『嫌いなものは？』

「虫とお化けと…運動？それは苦手なだけか」

『正解!!運動は苦手だし嫌いだね…好きな食べ物は？』

「果物以外だと、パンケーキとか？デートで食べに行ったね」

『うん!!パンケーキ好き!!あとは二郎くんの作ってくれるオムライスも好きだよ!!最後、嫌いな食べ物はなぁんだ!!』

「かわいい。…辛いのあんまり食べないよね」

『うんうん!!辛いのと苦いのはあんまり好きじゃない…すごーい二郎くん僕のことよく知ってるね!!』

「ありがとう、彼氏だからね。A、俺のこと大好きだね」

『え、当たり前じゃん。二郎くん大好き♡』

かわいいがすぎる。
最後にAのお気に入りコーデで全身写真を撮って兄ちゃんに渡しに行ったら、何とかしてガイドブックに載せられないか真剣に悩んでた
わかる。この可愛さは全世界に発信すべきだよね

三郎も交えて何とかならないか大真面目に考えてたけど、Aの『恥ずかしいから身内に留めといて』っていう言葉でお開きになった
かわいすぎる。俺の嫁。