迷子になった姉貴♂ ページ7
A side
やらかした。
完全にやらかした。
こんにちわ。
日頃の疲れからか知らないけど電車に乗ってたら寝ちゃってて気づいたら知らない駅で降ろされました
ここは一体どこですか(´;ω;)
イケイケな人達しかいないし、なんかジロジロ見られるし
しかも、これまた充電が死んでやがる
今の持ち物は仕事用のカバンとタバコ。
オワタ
「ちょっとちょっとオニイサン!!そんなとこぼけーって歩いてたら危ないよー!!」
「え?あ、ごめんなさい」
途方に暮れながら歩いてたらグイッと腕をひかれて見ると俺よりも背の低いピンクの頭をした可愛らしい男性だった
「あれれ?ボク、オニイサンのこと知ってるよー!!左馬刻のお兄さんでしょー!!」
「え、そうですけど…あなたの名前は?」
「えー!!ボクのこと知らないのー!?悲しいなぁ。ボクは飴村乱数!!そんなことより、横浜でしょ?反対方向じゃんー!!」
彼はさっくんの元チームメイトらしく、よく俺の話をさっくんから聞いていたから俺のことを知っているらしい
彼いわくここはシブヤで、どうやら俺は乗る電車を間違えたらしい
馬鹿過ぎないか?どれだけ仕事場に通ってるんだよお前は…
「あの…飴村さん、横浜に帰るにはどうしたらいいんですかね?」
「携帯で調べなよー!!それにボクのことは乱数でいいよ♪」
「乱数さん、携帯の電池がないんです。」
「えー今どきそんな人いる?みんなモバイルバッテリーとか持ってるよー!仕方がないからボクが左馬刻に電話してあげるねー」
乱数さんがさっくんに電話している間、俺はさっくんへの言い訳を考えていた。
つい先日怒られたばかりなのに、また同じようなことでさっくんたちに迷惑をかけてしまった
ほんとに馬鹿すぎる、俺
乱数さんの電話口からさっくんの呆れた声が聞こえた
ほんと情けないなぁ
数分後、近くまで来ていたらしいさっくんが呆れた顔でやってきた
いやね、俺だって自分に呆れてるよ?
乱数さんにお礼と謝罪をして、連絡先も教えて貰って今度お詫びのランチの約束をして帰った
「ねえさっくん」
「なんだ?」
「さっくん、元チームメイトさん達に俺のことなんて話してたの?」
山田くんのお兄さんにも僕のことを話してたらしく、山田くんから少しその話も聞いた
「特になんも言ってねぇよ」
「嘘つき!!恥ずかしいからあんまり俺の事話さないでよ」
「わかったよ(言えるわけねぇよ。すっげえ可愛くて束縛したいほど好きだなんて)」
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夜月 - 左馬刻が自分のことさっくん呼びだと...!?レアだ()あ、遅くても大丈夫ですよ!ゆっくりの〜んびり待ってますから。JUMPして← (2019年4月8日 18時) (レス) id: 3ca5c6783d (このIDを非表示/違反報告)
apipe - 乱数がでた(*´ω`*)ありがとうございます。 (2019年3月4日 7時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
apipe - 渋谷や新宿との関わりも見たいです! (2019年3月3日 13時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
水無月ノア(プロフ) - いっぱいちゅき (2019年2月16日 19時) (レス) id: ce1e503519 (このIDを非表示/違反報告)
みんり(プロフ) - apipeさん» コメントありがとうございます!!ご期待に添えるよう更新がばります!! (2019年2月16日 18時) (レス) id: e92ebc0925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みんり | 作成日時:2019年2月7日 22時