[ ^ら^運営 ] 運営の恩返しと恋 .. 3 (ページ38)

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おかえり。ページ38

Aside

　目の前であった光景は、皆の姿はいつになく格好良く、真剣で。

「すごい .. 」とやっと声が出たのは元凶も倒されていて、そんな頃だった。

　ら「牢屋の鍵は .. ? 」

　『あ、これ..』

　格子の間からそっと渡し、鍵穴に鍵は入り。
　私を入れていた籠の扉が開いた。

　それはまるで、分断された世界が繋がれたみたいに、

　半分と半分が巡りあったみたいに、

　運命と運命が絡まりあったみたいに。

　私は皆の元に戻れたんだ。

　『 ... えっと、有難う。いつも、救ってもらってるね。
　本当に、本当に、....有難う。』

　本当は沢山有るのに、考えは全部消えてそれしか言えなかった。

　ら「良かったぁぁ..... 」

　き「世界の果てまで行ってでも助けたるからな ? 」

　み「ほんとに無事 ...? だいじょーぶ .. ? 」

　レ「 ... 何回だって救うよ ? 」

　コ「限界を越しても助けるよ、当たり前だけど。」

　格好良すぎでしょ ... 温かい言葉は私には勿体無いのに、勿体無いのに...

　はにかんで、嬉しく受け入れてしまう。