１３４: 理解に苦しむ突然の ページ34
ちょっと待て。
今何が起こっているのか全くもって理解できないんだけど。
「本当になに！？なんなの！？ねぇあんずさん！」
この子めっちゃ引っ張るじゃん←
なーんにも無いある日の事だ。
放課後、普通に帰ろうとしていたら2-Bに来て僕を見たあんずさんが凄く驚いた顔をしたので何かと思って歩み寄った。
するとビックリ。いきなり手を掴まれ、何故か何処かへ向かって全力疾走している。
何なのか聞いても、元々寡黙なあんずさんは有無を言わさず手を引っ張るだけ。
「ちょっと待ってまさかこの道っ」
あ「急いで」
「ぅわ危なっ！」
見覚えのあるこの景色、女の子の行列、女の子達の服装。
流石にもう何処か分かった。
「ねえあんずさん！僕、どうしてKnightsのライブ会場に連れてこられてるの！？」
会場の中に入って走り続けながらそう聞くと、あんずさんはいきなり立ち止まって振り返った。
その驚いた表情に訳が分からず首を傾げる。
しかしそれも束の間。また直ぐに手を引かれ、その場を駆け出した。
ーーー
「いやいやいや待って待って！！何これ本当に意味不明なんだけど！？あんずさん！」
凛「うるさいんだけど〜？」
司「私にも分からないのですが……取り敢えず衣装に着替えてください。こちらにありますので」
嵐「お手伝いするわァ」
「もう意味分かんないよぉ！！」
キャラ崩壊は流して欲しいんだけど、これくらいは仕方ないと思うんだ。
訳も分からずいきなりKnightsの楽屋に押し込まれたんだから。
GALAXYの衣装のKnights仕様みたいなカッコいい衣装に身を包みながら、賢いと褒めてもらえる頭をフル回転させる。
どうやらKnightsのライブに僕も参加する事になってるみたいだけど、そんな話は初めて聞いた。
歌もダンスも一体どうするつもりなんだろう…
兄さんのお陰で、あくまでライブの間だけ『瞬間的に』記憶しておく事は可能だけど、一先ず説明が欲しい。
嵐に髪の毛を整えられながら問いかけた。
「ねえ凛月、司、一体どういう事？」
凛「うん、その反応を見て理解した」
司と鏡の反射で目を合わせて眉を顰めた瞬間、楽屋のドアが開け放たれた。
月「おおA！来たか〜っ！」
泉「はあぁぁあぁ！！？！？」
「不可抗力ですから！！」
.
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瑠璃烏(プロフ) - 推しが可愛すぎさん» 感動していただけた事に涙ですっ｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ご期待に添えるよう、頑張ります！ (2019年11月18日 19時) (
レス) id: c14d105dae (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃烏(プロフ) - 如月さん» 閲覧頂きありがとうございます！夏目くんとの関係、エピローグにて書いております(^-^) しばしお待ちを！ (2019年11月18日 19時) (レス) id: c14d105dae (このIDを非表示/違反報告)
如月 - とてもおもしろかったです！自分的には夏目くんとの関係がみたi ��(ﾟoﾟC=(__:次回作も楽しみにしてます！ (2019年11月18日 0時) (レス) id: 9471f73ad6 (このIDを非表示/違反報告)
推しが可愛すぎ(プロフ) - なんか感動と涙しかありませんでした！(あれ同じ？)好きだったので続きとかまだ見たかったですが次回作がんばってください！ (2019年11月18日 0時) (レス) id: b43a5c5bee (このIDを非表示/違反報告)
黒影(プロフ) - 12月にもう1回ですか……頑張ってくださいね (2019年10月30日 17時) (レス) id: 18284fa39e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃烏 | 作成日時：2019年10月19日 1時
