LOCK ON~ﾀｰｹﾞｯﾄ~

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Fside.




玉とニカと別れて

夜…1人で家に帰ってると





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prrr


藤「もしもし…」

北「藤ヶ谷？俺、もう立ち直れないかもしれない…」

藤「は？」

北「死にそう…」






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北山の声は、本当に

今にも、倒れそうな声だった。




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北「実はさ、俺Aちゃんに告ったんだよね」

藤「…」

北「そしたら、好きな人がいるって言われちゃってさ…」


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北「それから、俺のこと見ても何も言わないし」




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Aとは、幼馴染で

いつも、一緒にいた。






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だけど、なぜか喋らなくなって…









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いつの間にか遠い存在になった。





毎日告られて。





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北山が告ったってのにも衝撃だったけど

何より一番、俺の心が痛くなったのが衝撃だった。






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北「頼みがあるんだけど…」

藤「…頼み？」

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