恋だの愛だの (ページ10)

今日:21 hit、昨日:3 hit、合計:72,396 hit

9 ページ10

食堂にて

ドンッ

『痛いっ！優しく降ろしてよ！
怪我してるんだってば！』

神「ここまで連れて来てあげたんだから
それくらい我慢しなよ。」

「なんだあいつ？新入りか？」
「女じゃねーか！いい女じゃん」
「ちょっと！何あの女！神威団長にお姫様抱っこされて」
「本当そうよね！なによあいつ」

こわいこわい…！

あの女の人達すごい顔で見てくるんですけど！
般若みたいな顔なんですけどぉぉ！

阿「おいーだまれー！

えっとー今日は新しく仲間になった奴がいるから
紹介するぞー

Aだー
その辺の奴よりも強いからなー
甘く見ないほうがいいぞー

分からんことがあると思うが優しく教えてやってくれー
よろしく頼むー」

『適当かコラ』

バシッ

阿「いてっ！」

棒読みの紹介で阿伏兎の横っ腹をパンチしてやった

『えっと。
今日から仲間になりました、Aです。
よろしくお願いします！』

とりあえず笑顔で言えたっ！
これで悪い印象はつかないはずっ！

「「「おぃっ。可愛いなー。Aちゃん。
彼氏とかいるのかなー(ヒソヒソ)」」」

その連中を見ていた神威は楽しくなさそうな顔をしている。

神「…。」

バンッ！

『わっ！ちょっと神威！急に何よ！』

神「はーい。これで自己紹介終了ー。
あっAは俺のだから♪
そこんとこよろしくね♪」

「「「(まぢでかぁぁぁ)」」」

女夜兎「阿伏兎さん！この子なんなの？
仲間ってことは…どこの部屋なの？
まさか私たちと同じ部屋？！」

すごい嫌そうな顔してる…
神威の部屋でよかったかも…

阿「団長と戦って、気に入られたんだ。
あと部屋は、団長と同じ部屋だ」

ギロッ

ひぃ。何あの人たち…！

え。あんな変態な神威が好きなの！？
モテるの？
あんなのが？←

女夜兎「そんなの神威団長が可哀想です！
あんな貧相な子と同じなんてっ！
私の方が第七師団歴長いですし、私が神威団長と…」

貧相な体って…聞こえてますよ…？
そんな大きい声で言わなくたって…

神「何言ってるの？
俺が提案したんだよ。文句あるの？」

女夜兎「…。いえ。ありません…」

ちょっと殺気がすごいんだけどぉぉ
神威何で怒ってるの？！
塩分の取りすぎじゃないのっ！？