アイドルと5日目 ページ28
自宅に帰る頃にはすっかり外は暗くなっていた。
「ただいま」
jm「おかえり!!意外とかかったんだね?お疲れ様」
笑顔でそう迎えてくれるジミンさんは私のコートを脱がせてハンガーに掛けてくれた。
jm「今日はね、レシピ見ながらキムチスープ作ってみたよ!まぁ、あとは冷凍食品なんだけど…」
スープを混ぜながらご飯の説明をするジミンさんを見ていたらなんだか途端に抱きつきたくなって。
思考よりも先に身体が動いてた。
jm「っ…A、ちゃん?」
後ろから抱きつく私にジミンさんはスープを煮つめていた火を止めて私に向き直ると正面から抱きしめてくれた。
jm「…大丈夫。大丈夫だよ」
そんな優しい声と、トン…トン…と規則的に背中をたたくその手に段々と落ち着く。
思考が冷静になると、途端にこの状況が恥ずかしくてジミンさんから離れると熱い頬を冷ましながら寝室へ着替えに行った。
ヒョヌからのプレゼントをクローゼットにしまい込んでリビングに戻るとジミンさんがご飯の準備を終えていた。
「さ、さっきは…恥ずかしいところを見せました…ごめんなさい」
jm「んふふ、Aちゃんの弱いところを見れたから僕は嬉しかったけど?」
「なっ…あんなの、普段の私じゃなくて…!」
jm「もっと普段から僕の前で弱くなってもいいのに。いつでも胸は貸すよ?」
そう言われてさらに顔が赤くなった自信がある。
「い、いただきます!!!」
誤魔化すように塩っ辛いキムチスープをかき込んだ。
1222人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えびてゃん(プロフ) - ユカさん» ありがとうございます!今週中には出したいです😖 (2022年5月26日 18時) (レス) id: cc2d7e8a3f (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - すごく面白いです。更新楽しみにしています。 (2022年5月25日 22時) (レス) id: 996863b9f6 (このIDを非表示/違反報告)
えびてゃん(プロフ) - rieさん» ありがとうございます🥹ちょっと今バタバタしているので週末頃には新しい方を出したいと思っています😖 (2022年5月25日 20時) (レス) @page34 id: 3707cdaeb8 (このIDを非表示/違反報告)
rie(プロフ) - 続きが気になります(;O;)更新楽しみにしています。 (2022年5月25日 19時) (レス) @page35 id: 946afd3eb6 (このIDを非表示/違反報告)
えびてゃん(プロフ) - 飴雨さん» こちらの作品も見ていただきありがとうございます😂 更新頑張りますね💪 (2022年5月22日 16時) (レス) id: 3707cdaeb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:えびてゃん | 作成日時:2022年5月21日 16時