アイドルと7日間【JM】

アイドルと1日目 ページ2

「とりあえず、もしバレたくないならその格好はまずいです」



jm「だよね…。でも着替えは全部控え室で…」



「ご自分の家は？」



jm「もう既にスタッフが張ってるかも」



「重犯罪でも犯したんですか」



jm「たった今絶賛重犯罪中だよ」





困った。こんなド派手男連れて歩けない。





「待っててください」




ジミンさんを路地裏に置いて私は視界に入った古めかしい古着屋に入り適当なコートと帽子とサングラスを購入して戻った。




jm「…ださい」



「文句言わないでください。私はいつでも貴方をここに捨てることができますけど」



jm「ごめんって！着るよ」



「…………ぶふぅっ」



jm「笑わないでよ！！」





天下のアイドルにも似合わない服があるんだな。さすがに吹き出してしまった。




とりあえず身なりを変えることが出来たジミンさんを連れて私は家へと帰ってきた。




「身長は何センチですか？」



jm「174…」



「あ、じゃあ着れますね！」



ちょっと大きいかもだけどそこは許して欲しい。
クローゼットにあった元彼の服をジミンさんに渡す。



「お風呂沸かしてきますね」



jm「えっと…」



「汗だくですから、一旦さっぱりしましょ」



jm「…うん。そうする。」

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