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迅君が本題に入った
悠「さーて、全員そろった所で本題だ
こっちの３人は、訳あってA級を目指してる
これから厳しい実力派の世界に見を投じるわけ
だが、さっき宇佐美が言ったようにC級ランク
戦開始までに、まだ少し時間がある」
悠「次の正式入隊日までは１月８日、約3週間後だ
この3週間を使って新人3人を鍛えようと思う
具体的には〜…レイジさん達3人に
それぞれメガネ君達3人の師匠になって
マンツーマンで指導してもらう」
その言葉に、３人は驚いていた
そして案の定…桐絵ちゃんは噛み付いてきた
桐「はぁ！？ちょっと勝手に決めないでよ！
あたし、まだこの子達の入隊なんて認めて……」
悠「小南…これはボスの命令でもある」
桐「ボスの…！？」
桐絵ちゃんは、ふくれっ面をしながら黙ると
レ「林道さんの命令じゃ仕方ないな」
京「そうっすね」
桐「分かったわ、やれば良いんでしょ…でも、その変わり」
小南先輩は、すかさず空閑君を抱きかかえると
桐「……こいつは私が貰うから…見た感じ、あんたが…１番強いんでしょ？あたし弱い奴、嫌いなの」
空閑君はニヤリと笑いながら
遊「ほほぅ、お目が高い？」
栞「じゃ〜、千佳ちゃんはレイジさんだね
スナイパーの経験あるのレイジさんだけだから」
レイジさんは雨取さんを見下ろしながら
レ「宜しく」
千「よ、宜しくお願いします」
雨取さんは震えた声で言いながら一礼した
京介君は三雲君の方を向きながら
京「となると、俺は必然的に」
修「宜しくお願いします」
三雲君も一礼した
悠「よーし、それじゃー３人とも師匠の指導を良く聞いて３週間しっかり腕を磨くように！」
すると、いつの間にか陽太郎君は起き
お腹をかきながら
陽「はげめよ」
栞「こーら、いばるな陽太郎…そういえば迅さんはコーチ遣らないの？」
悠「んあ…俺？俺はー今日は抜けさせて貰うよ…
色々とAさんと遣らなきゃいけないことが
あるから！」
栞「そうなんだ…迅さんとAさん、頑張って下さいね」
「ありがと〜栞ちゃんも教育サポート頑張ってね」
皆が訓練場へ行くとリビングには私と迅君だけが残った
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作者名：たぬき | 作成日時：2023年4月5日 0時
