死神と呼ばれています (ページ35)

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迅君は三雲君達に近づくと

悠「実は、まだ言ってなかったけど……この3人、俺の弟と妹なんだ」

三雲君達は、え？って顔をし
レイジさんと鳥丸君は、は？って顔をし
桐絵ちゃんは…めっちゃ驚いていた

桐「えっ、そうなの？……迅に兄弟なんて居たんだ！
　とりまる、あんた知ってた？」

桐絵ちゃんは京介君の方を向くと
京介君は、相変わらずのポーカーフェイスで

京「もちろんですよ小南先輩、知らなかったんですか？」

小南さんは、空閑君と先輩の顔を見比べると

桐「言われてみれば、確かに似ているような……レイジさんも知ってたの？」

今度はレイジさんの方を向きながら聞く桐絵ちゃん

レ「よく知ってるよ…迅が一人っ子だってことを」

桐「え…一人っ子？……ど、い、う、こ、と？」

レイジさんと迅君の方をキョロキョロしながらカタコトになる桐絵ちゃん
すると栞ちゃんが紹介し始めた

栞「紹介するね、このすぐに騙されちゃう子が小南桐絵17歳」

栞ちゃんの言葉に桐絵ちゃんは硬直してから

桐「だっ騙したのー!!?」

三雲君たちは苦笑いをしていた

悠「いや〜まさか信じるとは〜あははは」

栞「で、こっちのもさもさした男前が烏丸京介16歳」

烏丸君の片手をあげながら

京「もさもさした男前です、宜しく」

栞「こっちの落ち着いた筋肉が木崎レイジ21歳」

レイジさんは、栞ちゃんの方を向くと

レ「落ち着いた筋肉……？それ人間か？」