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「ゲホッ…ゲホッゲホッ……！！」
皆、心配して私に駆け寄ってきた
桐「ちょっ！？汚いし、そんなことする子だったの！？あんた？」
栞「Aちゃん！？大丈夫？」
ゆ「千佳ちゃん、お水と布巾もらってきてもらえる？」
千「は、はい！」
千佳ちゃんは水と布巾を取りに行き、戻ってきた
水を貰い、少し落ち着くと
「も…申し訳……ありません…でした」
栞「いやいや、今のは小南が悪い」
桐「え！？なんでよ？」
ゆ「桐絵ちゃんは、直球で聞いてくると事が多いからね」
千「気になりはしましたが…むしろ、Aさんがあそこまで動揺すると思いませんでした」
「いえ…動揺というか………驚きが…」
桐「別に隠すことないじゃない？」
栞「もうちょっと聞き方があったと思うけどね〜」
皆、自分の席に座り直すと私が答えるのを待っていた
「ただ…チョコを渡しただけなので、告ってはいませんよ」
すると桐絵ちゃんは、ストローを噛みながらムスッとした顔で
桐「いい加減くっついちゃいなさいよ〜…もー何年の付き合いなんだし」
千「そんなに、２人は長いんですか？」
「まぁ…幼馴染ですからね」
千「あ…そうでしたね」
栞「でも、２人は幼馴染を超えて家族みたいな感じだもんね〜ある意味、夫婦？」
「夫婦ではないですが…家族みたいなものですね」
ゆ「でも…こーゆう時は、男の人から告白されたいわよね？Aちゃん」
「私は、どちらでも良いと思います…
ただ、今は恋愛に興味ないんです……
好きとかも良く解らないですし…仕事第一なので
…むしろ、先輩には…もっと似合う方がいると
思っているので……布巾、戻してきますね」
私は逃げるように席を離れた
桐「…逃げたわね」
栞ちゃんは、頬に手を添えながら
栞「チョコ作りの時も聞いたら…迅さんへの
恩返しで充分って言ってたけど…
なんか、恋愛は辛いからとも言ってた」
千「過去に…失恋でもしたんですか？」
すると桐絵ちゃんがハッとした顔をして
桐「も、もしかして…もーとっくに告ったのに…迅が振ってたってことかも！」
ゆ「それは、どーなんだろ？」
桐「だって、そーじゃなきゃ、なんで付き合わないのよ？」
千「タ、タイミングが…合わなかったとかでは？」
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たぬき(プロフ) - 黒灰白有無％さん» コメントありがとうございます！焦れったさを味わえてもらえて嬉しい限りです笑 気長に待ってて下さい( ꈍᴗꈍ) (8月29日 6時) (
レス) id: 60bd5aa711 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - ここまで1から拝読させて頂きました！！両片思いですかね?焦ったいと言いますか成るまでの行程も楽しみですけどね早く くっついて欲しいです笑。迚も面白かったので気長に更新待っております！！ (8月27日 22時) (レス) @page36 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
たぬき(プロフ) - まなさん» コメントありがとうございます！一晩で読み終えてしまったことが凄いです！じれったいですよね…私も書いてて思います笑 (2023年3月27日 15時) (レス) id: e73a2648b0 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 凄く面白くて、昨日一晩で1~4まで全部読んでしまいました！笑 迅さんと早くくっ付いて欲しい〜！！ (2023年3月27日 12時) (レス) @page1 id: 782ae98ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぬき | 作成日時：2023年3月20日 7時
