( 実ｼ兄者 / 酉己ｲ言者 ) 悪戯心は増幅する .

ﾘｸｴｽﾄ：かまちょしてみた / gnki / りた 様より ページ46

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　gttbの場合

　編集している彼を邪魔したくはないけど、今日は休日。平日は会社から帰って、ご飯食べたらすぐ配信だから…休日くらい構ってくれたって良いのにな。
　彼は休日に編集するﾀｲﾌﾟだから、邪魔しすぎると怒られそうで怖い。

　そんな気持ちが、声から漏れ出てたのか、表情か視線からか分かったのか、彼は此方に来た。

　「構ってアピやばかったけど。」

　『……故意じゃないから。』

　「知ってる。…疲れたし、Aに癒してもらうわ」

　へらっと笑う彼の胸に飛び込み、ぎゅうと抱き締める。構って貰って、癒してあげよう！

　trkの場合

　『たらちゃん、起きないと。もう午後なるよー。』

　「……うぅー。」

　もぞもぞと布団に潜って、離れない彼。
　私は眉を下げて、何度も起きてと頼むのだけど、そんなの無効。…私は早くたらちゃんに構ってもらいたいのにな。

　『…構ってよ』

　起きて、の代わりにそれを言えば、

　「それ聞きたかった！」

　無邪気な声で言われて、頬を弄ばれる。
　私は嬉しくて、堪んないよ。

　areの場合

『寂しいな〜〜あろさん、私寂しいなぁ。』

　「ちょ、ダルいって……！負ける負ける…」

　配信外ではあるものの、ちょっとゲームをガチでやっている彼。それを分かってるから、逆にかまちょ、構ってアピをする。
　あ、という彼の声と共にゲームのキャラは死んだ。負けだ。

　「…A、そこで正座して待ってて？あとで構うから。」

　黙って正座する。いやもう足痛いんだけど。
　
　「ん、偉い。じゃあもうちょっと待ってて。」

　また、彼はゲームを再開した。
　…偉いと、頭を撫でてもらえたのが嬉しかった。

　gnpnの場合

構ってアピをしてみたいけど、構ってという単語を出したくない、そういう気持ちがあった。謎であることは十も承知だけど、ストレートなのはつまらない。
　
　「…A何かあった？」

　窓辺で煙草を吸う彼からそう問われても、ううん、と首を横に振る。
　
　「ぅゅAきらぁい」

　急に声色を変えられたのでぶっと吹き出す。何で、と問うと。

　「正直に言ってくんないからだけど。」

　確かに、と少し思ってしまい、言うのは負けた気がしつつも、震えた声で構って、の最初を声に出す。

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　りた 様ﾘｸｴｽﾄ有難う御座いました!!

　かまちょな夢主ちゃんとかが大好きな作者でした。文字数!!

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