( 実ｼ兄者 / 酉己ｲ言者 ) 悪戯心は増幅する .

ﾘｸｴｽﾄ:お酒を一緒に飲んでみた / rd.gttb / 焼き鳥屋さん 様より ページ41

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　rd の場合

　蓄積された一週間の疲れが、休みという緩みで一気に解放される金曜日。こんな素晴らしい日はぱーっと飲みに行ったり食べに行ったりするのが良いだろう。

　…ってことで。

　『いつもは飲まないけど、かんぱ〜い。』
　「かんぱーい。」

　お酒をぐいぐいと飲み続ける。彼はお酒に弱いから、とてもアルコール度数が低いのを。
　職場は違えど、上司や後輩、会社の愚痴を吐き続け。

　日付がもうすぐ変わるといった頃。

　『眠い?』

「…んー。」

　シンデレラタイムの到来だ。彼は酔いも相俟って、非常に眠そう。
　彼が私の膝をぽんぽんと叩いて来たので、『膝枕をご所望か、』と私は苦笑した。
　膝枕をすると、彼は子供のようにすやすやと眠り始めた。

　私も少しすれば夢の中に落ちていく。―――彼が、"デレの俺でも普通の時に膝枕なんて頼めないから、酔っててよかった"と思っているのも知らずに。

　
　gttb の場合

　『ぐっち酔ってる〜?』
　
　「…そりゃ酔ってるよ。」

　さっきから二人で、ぐびぐび飲みまくっている。
　何故かも、成り行きでさえも忘れたし、私も彼も大分酔っている。

　『……私、ちょっとこれくらいにしとく。明日に響きそうだし。』
　
　特に明日用事があるわけでもないが、二日酔いが激しくなるのは嫌なので、ストップする。
　開けた手から溢れそうな缶を持ち、台所まで行こうとした、その時。
　
　「…まだ終わってないけど?」

　『私が終わりにするって言ってんのー！日本語通じますか！』

　袖をぐいと掴まれ、缶が床を音をたてて滑る。

　「隣座って。」

　『何？仕方ない、付き合ったげるよ。』

　隣に座ると、ぎゅっと抱き締められ、珍しくキスまでされる。
　あ、これは明日のネタになるね。

　次の日、言ってみたものの「俺覚えてないからそれは無い！！」と彼は断言。
　…顔赤いから、覚えてるんじゃないの？

　＿

　焼き鳥屋さん 様ﾘｸｴｽﾄ有難う御座いました〜!!
　
　書くの楽しいね！！！夢主side楽だ！！

　あ““““〜〜書きたいものが星の数程有るわけではないけど忙しいからつらおぶつらが過ぎる…ﾀﾉｼｲ……

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