師の元へ ページ22
久しぶりに鱗滝さんのもとへ帰ると
そこには見知らぬ青年がいた。
『鱗滝さん…お久しぶりです。』
鱗「…!Aか。久しぶりだな。元気だったか?」
『はい。』
鱗「そうか。」
相変わらずあまり多くは語らないが、
とても嬉しそうな顔をしてる鱗滝を見て、炭治郎は心底驚いた。
あそこまで厳しい鱗滝がここまで心を許してるからだ。
炭「あ、あの…」
『えと…君は鱗滝さんの継子かな?』
炭「あ、えぇ…そ、そんな感じです。」
『そっか…お名前は?』
炭「あ、ごめんなさい!竈門炭治郎です!」
『炭治郎君ね。私は藤柱の藤宮A。よろしくね?』
炭「ふ、藤柱さん?よ、よろしくお願いします!」
鱗「A。お前に話しておかなくてはならないことがある。」
『何ですか?』
鱗「炭治郎の妹である禰豆子の話だ。」
鱗滝さんは私を連れてある部屋に行った。
そこには、少し幼げな少女がいた。
『っ!この子は…!』
仕事柄毎日のように聞く鬼の匂いがした。
咄嗟に刀を構えようとしたが、
鱗滝がこの場所にこの子を寝かせているということはなにか意味があるのだと思い留まった。
鱗「禰豆子は、お前の感じている通り鬼だ。」
『…』
鱗「義勇が炭治郎に儂を紹介したそうだ。」
『義勇が…?』
炭「俺が禰豆子に襲われた時、冨岡さんに助けて頂いたんです。その時に、冨岡さんに怒られて、鱗滝さんのことを紹介されました。」
『そっか…』
きっと義勇は炭治郎君と禰豆子ちゃんに何かを感じたんだろうな。
『君は凄いね。炭治郎君。』
炭「え…?」
『凄く強い。君と禰豆子ちゃんの絆はとても強いんだね。』
炭「っ!」
『そっか。あの義勇が、ね…』
鱗「あぁ。」
『出来る限りのことは私もする。』
炭「本当ですか!?」
鱗「すまないな。」
『いえ…これくらいのことはさせてください。』
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MOMO(プロフ) - 藤の型の名前が凄く好きです!更新頑張ってください!これからも応援してます!( *˙0˙*)۶ (2022年11月20日 12時) (レス) @page16 id: 086efc5a74 (このIDを非表示/違反報告)
真緒 - 藤の型がとても詳しく書かれていてびっくりしました!これからも頑張ってください!😎 (2022年5月3日 7時) (レス) @page12 id: d533a9e97d (このIDを非表示/違反報告)
あおぞら。(プロフ) - 金米糖さん» ほんと有難い限りです!そう言っていただけると嬉しいです!(笑) (2020年6月18日 20時) (レス) id: 421f985403 (このIDを非表示/違反報告)
金米糖(プロフ) - お気に入りがどんどん増えていきますね!一番最初にコメント出来てなんか誇りです!(ドヤ顔)頑張っていてすごいと思います! (2020年6月18日 18時) (レス) id: e31feca5f7 (このIDを非表示/違反報告)
あおぞら。(プロフ) - 金米糖さん» ほんとありがたいです!頑張るです! (2020年6月3日 22時) (レス) id: 421f985403 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青空 Sky | 作成日時:2019年12月1日 22時