凪 誠士郎拾いました 【ブルーロック】

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LIME たった今

誠士郎くん：何時におわる？
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ちょうど正面玄関に到着した時にメッセージが届いた

キョロキョロすると見た事のある背中




『誠士郎くん』



「れいか、おかえり」



『タイミングバッチリだね』



「さすがでしょ」




相変わらず周りのヒソヒソ話がすごいから早く退散

目立つからね色々と




『夕飯何食べる？』



「肉じゃが」



『好きだね』



「好き」




肉じゃが、がってことだよね

朝の件があるから好きって言葉に敏感になっちゃう


そうだ…答え




「そろそろ鍵出さないと」



『ふふっなんか楽しそうだね』



「俺が鍵開けるからね」



『うん。お願いしまーす』




大切そうに握りしめる姿がもう愛おしい

鍵渡してあの人は喜んでたかな……いやないな





ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ



「あれ」



『え？』



「開けたのに…」




ドアノブを引っ張っても開かない

となると、元々開いてたってこと……




「まって、誰かいるかも」



『え』



「音する」




誠士郎くんがするように私も扉に耳を付ける

確かに、人が既にいるような感じ




『こ、怖いよ……どうしよ』



「大丈夫、俺が守るから。後ろにいて」




制服の裾をぎゅっと握りしめて頷くと、勢いよく扉を開けた

玄関には革靴に、クラッチバック、脱ぎ捨てられたコート



全部、見たことある




「誰だよ、お前」



？「お前こそ……ってれいか！」

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