歩く理性破壊機に破壊された時の彼ら【ブルーロック】 (ページ2)

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1 Hyoma side ページ2

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どこ行ったんだれいか
いつもなら飯食ってる時間なのに…

「あ、れいかいた」

『んー？おるよー』

モニタールームの真ん中にぽつんと1人だけ
手元を覗き込めば大量の資料

真面目なんだよなほんと
…って顔見過ぎたな俺。キョトンとした顔で俺を見るれいか

「足痛い」

『はよ言えや。怪我が痛むの？それともまた別？』

「多分筋肉痛だとおもーう」

『マッサージするから出して』

慣れた手つきだな
まぁ仕方ないってことは分かってるけど、他のやつにもやってるって考えると、すげぇムカつく

『んー張ってるね。痛い？』

上目遣いで見んなし
凪が言ってる事も納得だな。だったら…

「大丈夫。気持ちいよ」

『狙っとるやろ』

「バレたか。凪とかに便乗してやってみたんだけど」

『便乗すなこのやろ』

怒った顔したれいかが俺の足を絞り上げた
こうやって面白い反応してくれるから、やめらんねぇんだよ

「いててて、痛てーよれいか」

『んん？何をそんなに痛がっとるん？』

「ごめんって」

『ったく、ほんまみんなして暇人か。はよ飽きてくれ』

飽きるかって
俺もあいつらもお前と話したくて仕方ねぇんだよ

『右足は？痛くないの？』

「なんか重いかも」

『ならちゃんとケアしないと。豹馬の宝物やからね』

「さんきゅ」

何かと気遣ってくれてるよなれいかって
本人は「マネなんやし当たり前やろ」ってサラッと言うけど

俺からしたら特別だし。めっちゃ嬉しい
すげぇ頑張れるんだよな、これが

『……これからも頑張ってね……』

まじで…なんだよこいつのこういうところ
サラッと言うな、そういうの

「なんだよ急に」

『え？あ、口に出てた？って今のはそういう意味じゃないからね』

いじって悪かったよ
けど今はそのいじりしてる余裕はねぇから

一旦落ち着け俺……

「わ、かってるわ。歩く理性破壊機」

『ってめこのやろ』

あーいうのもあんのかよ、心臓に悪すぎ
つーかれいかさ…

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どんだけ俺を惚れさせる気？