プロローグ ページ1
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『大丈夫?痛くない?』
「んー、だいじょーぶ」
顔面にボールが当たって、鼻血が止まんなくなった
びっくりした顔してたけど、ササッと手当してくれるところはさすがだと思う
「ありがとれいか」
『どういたしまして。さ、ほら行こ』
れいかのちっちゃい手が差し出されたから、遠慮なく繋ぐ
痛かったけど、ラッキーな気分
……だったけど
烏「れいかおるかー?」
『おるで。なん?』
烏「なんか目ぇ痛いねん。見てや」
『瞬き厳禁やで』
関西弁のやつが入ってきて、俺を上から下まで見た
やな感じ
目薬くらい自分でさせばいいのに
烏「れいかもう、ええ?」
『だめ、我慢してよ』
烏「もうあかんわ」
『あっ……もう』
声だけ聞いてるとやばいことしてるみたい
って俺何考えてんだろ。早く行こうよれいか
ってれいかを見たら目が合った
「……歩く理性破壊機、爆誕」
『は?』
烏「はっ非凡やんかそれ」
ムカつくから、変なあだ名つけてやる
みんなに優しくしてるお仕置だよ
____PROFILE____
皐月れいか
・18歳。高校3年、烏と同じ学校、同じクラス
・栃木出身、高校から大阪
・元バスケ部マネージャー
・現在は絵心さんより抜擢され、ブルーロックマネージャー
烏「見た目と中身の紹介するで」
・髪は黒。よう巻いたり、ポニテしとるな
俺らはポニテが好きやで。あいつのうなじ綺麗すぎる
・タレ目やな。あとほんまにまつげ長いねん
あれに上目遣いされてみ?飛ぶで
・あと口にほくろあんねん
つい見てまう。ほんまえろいでムカつくくらい
・性格はサバサバしとる。けどノリええで
一緒におると楽しいねん
・栃木出身やけど関西弁喋んで
高校3年間ずっと一緒におるから移ったらしいねん
けど真剣な時は標準語話しとるな。あれは非凡や
・全体的にえろいで
スタイルは言わんくてもわかるやろ。あぁ見えて頭ええし、料理も出来るんやで。ええ女やろ……俺の……友達
烏旅人
・良き理解者
・何回も言わせんな。好きやで。わかったんならどっか行け凡が
氷織羊
・入寮前かられいかちゃんを知ってて仲良い
・無意識色気爆弾に悶え苦しんでる
・もうええやろ?僕も好きやて。何回も言うことちゃうから
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作者名:ミタンダ | 作成日時:2023年9月4日 17時