後輩に対して思うこと。 ページ16
ある日のこと。
若利と覚が遊びにきました。
相変わらず若利はトオルに興味深々なようで、
今回はマタタビを持ってきた。
いや違うよ。
どこから仕入れてきたのさ。
トオル犬だから。いっせーにあげて。
ちなみに覚と私はいっせーとハジメにめっちゃ
つんつんされてます。かまって欲しいのかな。
可愛いかよ。
『若利』
「なんだ」
『相談したいことがあるんだけど』
「どうした」
『後輩っておねだりが上手なものなの?』
「Aちゃん多分それ相談する相手
間違ってると思うよ」
珍しく若利と覚が泊まりに来た。
そして全く関係のないことだが、
最近後輩のおねだりの頻度がすごいのだ。
しかも上手い。そういうのがあまりわからないので
とりあえず我らが主将のお言葉を仰いだわけだが。
…彼が天然だということをうっかり忘れていた。
「で?なーにAちゃんおねだりされたの?」
『最近すごいのよ。頻度が』
「例えば?」
『勉強教えてくださいとか練習見てくださいとか
ハグしてくださいとか』
「ん?」
『?』
「待って、最後なんて言ったの?」
『ハグしてください』
「誰が言ったか想像はつくけど一応教えて」
『太一』
「?川西は抱擁をして欲しいのか」
「若利くーん…」
「ちなみにした?」
『した』
「Aちゃーん!!」
眉間に寄ったシワを抑える覚。
「なんだろう、この3人の中なら
俺が1番常識がある気がする」
『それはないかと』
「バリバリあるよ!!」
「そうなのか?」
「そうなんだよ!!」
『覚、ちょっと何言ってるかわかんない』
「わかってよ!!」
「?」
『?』
「…んあーもう…疲れる」
「天童は疲れているのか?
先に風呂でも入ってきたらどうだ」
『沸いてたっけなー』
「いやもういいや。
Aちゃん、若利くん、ぎゅー」
「わかった」
『はいはい』
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しろめっと - MiSo様/今までありがとうございました!また帰ってきた時には貴方のネタをまたたくさん書かせてください!! (2020年4月4日 20時) (レス) id: b832a9ec5c (このIDを非表示/違反報告)
MiSo(プロフ) - お疲れ様でした!!読んでて楽しかったです!!なんか、私ばっかりコメ欄に書いててちょっと申し訳なく感じることも多々ありましたが…。もし、ちょこちょこ書きたい時に書くとしたら今まで出たことのない他校との絡みとかを書いてみるのもありかもです…! (2020年4月4日 20時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
MiSo(プロフ) - 個人的には続き見たいです!この作品読んでてどんどんネタ浮かびますし好きなので…!!まぁ、どうするかは、しろめっと様にお任せしますが…… (2020年4月3日 19時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
MiSo(プロフ) - しろめっとさん» わかりました!花先輩に関しては皆さん(?)にお任せいたします!!人任せになってしまいすみません!! (2020年4月3日 5時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
しろめっと - MiSo様/マッキー先輩の登場には本当に困らされました。ファンタジー路線まっしぐらネタですので少し聞いてみましょうか… (2020年4月2日 18時) (レス) id: b832a9ec5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろめっと | 作成日時:2020年3月23日 6時