お黙りシスコン。【鬼滅の刃】

7話 ページ7

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「お、お邪魔します…？」



何気に初めて将棋部の部室に来たA。時透ツインズのファン達が押しかけているのはちらほら見かけるけれど、まさか自分が訪れる日が来るとは思いもしなかった。


部室に自主練に来ていたのは無一郎と有一郎だけだった。



「なんでお前がいるんだよ。」

「君の弟に頼まれたんだよ。」



有一郎はAの姿を捉えた瞬間、辛さ100％のお言葉を投げかけてくる。
変わらず辛辣。

甘党なAとは相性悪そう。(偏見)



「A、僕と兄さんで勝負するから見てて。僕が勝つから。
それで僕が勝ったらちゅーしてよ。」


「無一郎君お兄さんの前でそんなこと言わないで。殺されるから。私が。」



有一郎は凄い形相で何故かAを睨みつけていた。完全にとばっちり。



「じゃあやろっか兄さん。」


「絶対に俺が勝つ。お前のファーストキスをこんなやつに奪わせてたまるか。」


「え…兄さんもAのこと狙ってたの…？」


「んなわけあるか。」



Aは時透ツインズの日本語理解能力が本気で心配になった。(後日談)









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「こいつと付き合うくらいならミジンコと付き合った方がマシだ。」


「…ねえ待って。有一郎君の中で私ってミジンコ以下の存在なの？」

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