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翔「最近暑すぎるよね、海行きてえな。泳ぎてえ」
そう言った翔さんは髪をかきあげた。
きっと、海で泳いだ後に砂浜で
こうやってダルそうに目をしかめながらしてるんだろうなぁ、って。
「翔さん海でなにするんですか？ふつーに泳ぐだけ？」
翔「だけ、って(笑)まぁそれだけしてた頃もあるけどね。もう今はもっと楽しいことを見つけたから」
「まさか、」
サーフィ、
翔「スモウチューブ！」
「っ……え？！」
す、すも、相撲
翔「フハハ、嘘だよ嘘。俺がスモウチューブなんかするわけねぇじゃん」
いやまず、スモウチューブ、っていうのを知らないけど
俺スモウチューブぜってぇもうやらねぇ
って高笑いする翔さんを見つめたら可笑しくって一緒に笑った。
「ほんとは何なんですか？」
翔「ほんと、年に２回あるかないかだけど、湘南に行けたらサーフィンするね。大して巧かないけど」
「……やっぱり、」
サーフィンしてる絵、浮かぶもん……！
波に飲まれたって平気で笑い飛ばしてビーチでダルそうにして
で、仲間とビール飲むんだ……それしかない
翔「俺サーファーっぽい？」
「……顔が焼けたらそう見えるかも」
翔「今年は焼けねぇだろーな(笑)」
「会議夏、多いですもんね」
翔「そうだよ〜、俺ら、Aちゃんたちとの会議以外も会社でゴタゴタあるからさ…盆休みもねぇに等しいわ」
翔さんは、部長代理っていう役職ではあるものの
会議では誰よりも積極的に、誰よりも頭を回転させて、
部長よりもしてることは格段に上。
そのせいで忙しそうにしてる翔さんしか見たことないけど
やっぱり、休むまもないんだ。
可哀想、って思う私を笑うように
でも、って話を始めた
翔「俺がやりたくて入ったこの会社だし、進めてるプロジェクトだって成功させねぇと気に食わねぇし」
「……」
翔「俺が頑張れば良いだけなのは分かりきってるからね。」
その、仕事に対するストイックさに
惚れた私と真奈と……きっとその他も。
だけどこんなデキる男の人に
告白できたのは真奈だけで。
真奈にも、翔さんにも。言わなくちゃいけないことがたくさんあるのはわかってるけど
言えない私は意気地無しだ。
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まも(プロフ) - ゆかりさん» ご感想有難うございます！可愛いですよね(*^^*) (2016年6月8日 15時) (
レス) id: 6957800e1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 二ノ翔ちゃん大好き愛してる (2016年6月8日 11時) (レス) id: 59f29188ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まも | 作成日時：2016年5月28日 8時
