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翔さんの家の最寄りらしい、人がたくさん降りる駅…のひとつ前。
別段目立つわけでもない、小さな駅で私たちは降りた。
コンビニでカクテルとビール。
チョコレートと乾きものを買ったら、ただ翔さんの後ろについて行く。
「どのくらいで着くんですか？」
翔「もう少しだよ。足が浮腫んじゃう？笑」
「そっ、そんなこと全然考えてないです！」
かはは、って笑う翔さんは知らない。
翔さんに見られるために、いつもマッサージしてることも
真奈より浮腫んでるって思った日の夜は、サロンに行くことも。
そんな、どうでもいいちっぽけな所で負けず嫌いを発揮する自分にも嫌気がさすけど。
翔「でもAちゃん細いからね。心配しねぇで大丈夫か(笑)」
「…セクハラですか？笑」
翔「ごめんごめん。これは確かにそうかもな(笑)」
…きっとあの負けず嫌いは
翔さんに誉めれる、この瞬間のためにある。
翔「あー、もうあちぃなぁ」
「そーですよね…最近寝苦しいです」
翔「そーいや昨日も、寝れなくて連絡してきたんだもんな」
「翔さんのメッセージに返信しただけです！」
翔「あ、人恋しくて、だっけ？笑」
カァァって赤くなる私を、仰け反りながら笑って
ほらそこだよ、って曲がり角を指す。
「……人恋しくなんて、なりませんから」
翔「好きな人に会いたい〜、とかあんだろ」
……そりゃ、ありますよ。
昨日だってそう、貴方が言ったせいで
貴方に会いたくて、眠れなかった。
「…私は、すごく安眠派なんです！……それを言うなら翔さんの彼女はそうなんじゃないですか？」
確かに、昨日真奈は翔さんに会いたいって言ったのに
“そうかもな、めんどくせぇ”って
他人事みたいに翔さんが頭をかいた。
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まも(プロフ) - ゆかりさん» ご感想有難うございます！可愛いですよね(*^^*) (2016年6月8日 15時) (
レス) id: 6957800e1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 二ノ翔ちゃん大好き愛してる (2016年6月8日 11時) (レス) id: 59f29188ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まも | 作成日時：2016年5月28日 8時
