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和「…そうなんじゃねぇの？今日の櫻井さんの誘いとかも考えてみれば、そう考えるのが妥当」
「……嘘」
和「知らねぇよ？あくまで憶測な訳だし。聞いてみたら良いじゃん。別れたんですかって」
「……聞けますかね」
和「また逃げんの？」
「……んんん…」
もう、逃げたくないけど
そんなこと聞けるかな
楽しみにしてたドライブ中に、空気を壊してしまうのも嫌だし悲しいし
翔さんから少しでもマイナスイメージを持たれたくない。
和「…ったく、とりあえず今日何か櫻井さんが行動仕掛けてくるかだな。仕掛けてきたらもう」
「もう？」
和「俺の予測はビンゴってことよ」
どくっ、て高鳴る胸に興奮が身体を駆ける。
まだそんなことになるかは、すごい低い確率のままなのに。
「も、も、もし！私が仕掛けてしまったらどうしましょう」
和「…お前そんな度胸ねぇだろ」
「こう、なんか…お酒のんじゃったりしたら有るかもしれないじゃないですか。」
和「その時は俺に報告できねぇくらい記憶とんでんだろーな」
正論過ぎて…言い返すにも言い返せない
きぃーっ！
「……もし、でいいです。もし、記憶があって。私が何かしてしまったらどうしたらいいですか」
和「…まぁねぇと思うけど。仕掛けたあとに、お前の事が好きなら櫻井さんが何か返してくるだろうな。」
「そしたら、私を見てくれたって捉えて良いんですか？」
和「…ひとまず良いんじゃねぇの」
……頑張ろう。お酒の力をほんの少しだけ借りてでも、どうにかしよう。ニノさんがここまで、考えてくれたんだもん。
「…ニノさんどうしてこんなに相談のってくれるんですか？」
和「ふふ、秘密ね？……真奈ちゃんのことちょっと俺苦手なのよ」
「……え」
かなり、予想外
和「なんか偉い人とかの前だとイキイキしだすんだよね。ほら、今日の会議の前だってお茶汲みしたの真奈ちゃんでしょ？なんかAの要領の悪さを上手く利用してるようでなんかイケ好かねぇ」
「よ、要領の悪さ…」
和「ふ、最初は二人とも平等に可愛がってたけどね。俺は形だけの部下より、縁の下の力持ちの方が好きなんだわ」
そういって、私の頭をワシャワシャ撫でて
要領悪くてよかったね〜偽善者さん、って嫌みっぽく笑った。
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まも(プロフ) - ゆかりさん» ご感想有難うございます！可愛いですよね(*^^*) (2016年6月8日 15時) (
レス) id: 6957800e1c (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 二ノ翔ちゃん大好き愛してる (2016年6月8日 11時) (レス) id: 59f29188ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まも | 作成日時：2016年5月28日 8時
