突然 ページ21
『はぁ…何?五条君は一人でヤ ることができないの?』
「何言ってんだテメェ。余裕でできるわ。」
『ならわざわざ学校でシなくてもいいよね?』
「いや、背徳感が違う。あとお前を抱きたい。性 欲処理に。今抱きたい」
『うっわさいってー…』
「うるせぇな、うだうだぬかしてねぇでさっさと股開け、雇用主の命令だぞ」
力ずくでベッドに押し倒され、Aの身体がびくりと竦む。
『ひっ…ちょっと、やだぁっ…』
「……。そんな怯えた声出すなよ、俺がわりぃことしてるみてぇじゃねーか」
『何も間違ってな…っ』
い、と言おうとしたAの口に五条の唇が重なる。
『…っん、んんっ』
さっきまでの乱暴な言葉遣いとは真反対に五条はAの唇だけでなく、優しく首や頬にちゅ、ちゅっとキスを落とす。
「こうやってキスするのは、だめ?」
するり、とAの手と自分の手を搦め、突然の五条の態度の豹変と行動、キスでふわふわしているAに更に五条は追い打ちをかける。
「ねぇ、A、もっと…」
『んっ…っあ、』
Aの頭は既に回ってない。ありきたりに言うとAはキスに弱かった。それもものすごく。
「ねぇA、知ってた?」
『…ぁにが…?』
ぐずぐずに溶け切った頭でAは尋ねる。
「Aってね、すごくキスに弱いんだよ、キスしたら目がトロンってしてきて、すんごいえろい。三日はヌける」
『…ぇ』
「だからもっと俺にその顔見せて?」
今はここではキスしかしないからさ。そう告げ、Aの手首に唇を落とす。
『……っ』
「ねぇ、返事」
ぱくぱくとAの口が動く。
「え?」
『ったい、…ぁ』
「なに?」
『ぜったい、いや…』
キスで潤んだ瞳で五条を見つめ、今度ははっきりと言葉を紡いだAに五条は少し目を見開き、冷たい目をして笑った。
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たま猫715(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!予定は五条オチですので大丈夫ですよ!応援ありがとうございます! (2022年1月20日 18時) (レス) id: d609b0a4cc (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - たま猫715さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2022年1月20日 12時) (レス) @page22 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
たま猫715(プロフ) - レイラさん» 今のところはその路線が濃厚ですね!!!まだアンケートは続いているので、結果は分かりませんが、のんびり路線になってもピンクは少し入れようと思います! (2021年7月2日 12時) (レス) id: 3b5e06f8af (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - ピンク路線全開でお願いします!!!←変態 (2021年6月26日 17時) (レス) id: dd408bd02a (このIDを非表示/違反報告)
たま猫715(プロフ) - 陽菜月さん» くるりんごさん消えてしまったのほんとショックでした…罰ゲームいいですよねー!!コメントありがとうございます!! (2021年6月26日 16時) (レス) id: 3b5e06f8af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たま猫715 | 作成日時:2021年3月7日 12時