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ごめん、今日は任務あるから、と実弥が去ってしばらくすると父上がやってきた




宇髄「A、ごめんな」


『父上が謝る必要ないよ』


宇髄「Aに1番無理させた
父親として、師匠として最低だ」


『そんなことない』


宇髄「Aを守れなかった
命に別状はない、って言われてもすげぇ不安だった」


『いえ、父上はたくさん私を守ってくれましたよ
今までなんども、なんども
だから私、今度は守りたかった、守れてよかった』


宇髄「でも」


『だからもう謝らないで
この話は終わりにしよう?』


宇髄「っ…わかった
なぁA」


『はい』


宇髄「Aはまだ鬼殺隊にいるよな?」


『?もちろん辞める気ないけど?』


宇髄「俺と嫁たちはな、上弦の鬼を倒したら、戦いの場から身を引こうって昔約束したんだ
普通の生活を送ろうって」


『え、それじゃ』


宇髄「だけどな、娘がまだ鬼殺隊に残って戦うってのに俺らだけそこから引こうとするのはいかがなものかと思った
それでも俺たちの矛盾した生き方は変わらない
鬼殺隊も多分柱たちは俺を辞めさせてくれないだろうしな」


『じゃあ』


宇髄「まだ戦うよ、俺は」


『…俺は?』


宇髄「嫁たちは、もう任務の手伝いもしてもらわないし行かせない
嫁たちには普通に過ごして欲しいと思う
それを伝えたかったんだ」


『…そっか』


宇髄「あとさ、A」


『?』


宇髄「継子、解消しよう」


『え…??』


宇髄「正直もうAは柱になっていて、実力も俺とさほど変わらないぐらいまである
俺が直々に稽古する必要は無い
だから継子は解消しよう」


『継子、解消したら私父上のところにいる必要ないんじゃ』


宇髄「何言ってんだ
俺たちは家族だろう?」


『…!!』




その言葉がひたすら嬉しかった

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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥 , 宇髄天元   
作品ジャンル:恋愛
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たまきゆら(プロフ) - みぃさん» そ、そんな、ほ、褒めても何も出ませんよ!照れるじゃないですか!期待に応えられるように頑張ります、ありがとうございます! (2019年11月13日 14時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて1から全部読んできました!とても楽しく読んでいます!不死川さん推しなのでまじで嬉しいです!(土下座)無理せず更新頑張って下さい! (2019年11月13日 14時) (レス) id: 55587a9e76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年11月13日 0時

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