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宇髄「俺はお前の父親であることは変わんねぇよ
まぁ正直、俺はもう必要ねぇんじゃねぇかとか思ってるけどよ」
『なんで?』
宇髄「あんなに父上父上言ってたのによ、今不死川のことばっかじゃん」
『!?!?!?!?!?』
え、え、なんで知ってるの、なんで?
宇髄「お前、結構バレバレだからな?
本当は知ってたんだよ、不死川が彼氏なんだろ
遊郭行く前全然知らないフリして任務終わったら覚えとけよ!!みたいに言ってたけどよ」
そういえばそんなこと言ってたな
宇髄「父上として地味に複雑だしよりによってなんで不死川なんだよとか思うけどよ
不死川が派手にAのこと大事にしてるのわかったからもう大丈夫だと思った」
『は、はぁ…』
宇髄「不本意だが不死川との交際を認めるし、Aが大事にしたいものを大事にすればいいと思う」
『父上…ありがとう』
宇髄「礼を言われることじゃねーよ」
善逸「Aちゃあああああ元気いいぃぃぃい!?」
宇髄「うるさいやつらも来たし俺はもう出るわ
お大事にな、A」
『うん』
伊之助「俺様の御成だぜ!元気か!!A子」
『子、いらないんだよなあ
あれ?炭治郎は?』
善逸「炭治郎は刀鍛冶の人のところへ行ったんだ
だからしばらく帰ってこないよ」
『そうだったんだ』
善逸「もう、ほんと心配だったんだよ〜
知らない間に鬼は倒れてるしAちゃんも倒れてるし…Aちゃんの心臓の音弱くなってたから……」
伊之助「今にもぶっ倒れそうだった体だったのによく蚯蚓女相手に1人で立ち向かえたよな」
『あの時、非常に体が軽く感じてさ、毒も嘘のように消えていたように感じたんだよね…
今、あんな風に動ける気がしないよ…なんでだろうね』
伊之助「あの時のA兵衛なんかすごかったぞ、強い、ってのを肌で感じた」
善逸「そうだったんだ、見たかったなー」
『善逸一緒に戦ってたじゃん』
善逸「えぇ!?俺戦ってたの!?」
『え??戦ってたよ…?』
伊之助「こいついっつも寝ながら戦ってんだよ」
『ね、寝ながら…』
伊之助「寝ながらだと弱音も吐かねぇしすっげぇつえぇの」
善逸「俺弱いよ!?もう、明日死んじゃうかもしれない、Aちゃああん」
『ごめん、傷痛いから抱きつかないで貰えると嬉しいかな』
善逸「ごめんね!?」
.
伊之助「元気になったら勝負な!!」
『はいはい』
善逸「Aちゃん、またね!」
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たまきゆら(プロフ) - みぃさん» そ、そんな、ほ、褒めても何も出ませんよ!照れるじゃないですか!期待に応えられるように頑張ります、ありがとうございます! (2019年11月13日 14時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて1から全部読んできました!とても楽しく読んでいます!不死川さん推しなのでまじで嬉しいです!(土下座)無理せず更新頑張って下さい! (2019年11月13日 14時) (レス) id: 55587a9e76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年11月13日 0時