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一方その頃響波Aと不死川実弥は店から500mほど離れたところでばったり会っていた
『し、不死川さんもこれからで、でですか』
Aはまきをさんから異性が簪を送る意味を教えられ、違うと分かっていても動揺していた
宇髄にしつこく簪をあげたやつは誰だと聞かれ有耶無耶にしていたのも、意味を知ってしまい『不死川さんと言ってしまえば、そんな気持ち一切ないであろう不死川さんに迷惑がかかってしまうのでは』と考えてしまっていたからであった
不死川「お、おう、任務だったのか?」
かたやこちらは申し訳ねェ…と思っている
不死川は宇髄がうるさくなっていることを知っているからだ
『は、はい、思ったよりも時間かかってしまって集合時間から少し遅れてしまいました
不死川さんもですか?』
不死川「任務だったが、とっくに終えてだんだァ…
…宇髄にあんまり会いたくなくてよォ…」
『…すみません、父上うるさくって』
不死川「…まぁそれだけ大事に思ってるってことなんじゃねェの?
…でも、その…すまねェ」
『い、いえ、謝らないでくださいよ』
不死川「あんだけ騒がれちゃ言うにも言い出せねぇだろォ」
『…そうなんですよね
私だけならまだしも不死川さんに多大なるご迷惑をかけそうで…』
不死川「気にしなくていいからなァ
宇髄には半殺しにされるかもしれねぇけどよォ
俺としちゃァ、毎日つけるくらい気に入ってもらえたみだいだし、それでいいわァ」
『…!!』
そう言った不死川の顔は今まで見たことがないくらいやわらかい顔だったという
不死川「おい、なにボーッと立ってんだよォ
もうすぐ着くぞォ」
『す、すみません』
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心裕(プロフ) - 毎回更新楽しみにしています!何ので続けて欲しいです! (2019年11月8日 20時) (レス) id: f4990c4ae0 (このIDを非表示/違反報告)
みかんのかわ(プロフ) - 更新は続けて欲しいです!とても素敵な作品なので楽しみにしてます! (2019年11月8日 18時) (レス) id: bd0b20647b (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - 更新続けて欲しいです!この小説大好きなので!私はあまり被ってるのとか気にしないです。 (2019年11月8日 17時) (レス) id: 50f2a93112 (このIDを非表示/違反報告)
たまきゆら(プロフ) - 冷月さん» わー!!嬉しいです!これからも頑張ります! (2019年11月7日 12時) (レス) id: 210adaaa32 (このIDを非表示/違反報告)
冷月 - わー!!この話すっごく好きです!これからも頑張ってください! (2019年11月7日 6時) (レス) id: 0628a6c5b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまきゆら | 作成日時:2019年11月5日 0時