か な で ろ 弐 【鬼滅の刃】

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灰になっていく鬼を見て集中が少し途切れたのか一気に疲れが襲ってきた




『はぁ…はぁ…』




立て続けに技を出しすぎたか…いや、仇ノ型の体への負担が大きい

まだへばっていられない、もう1人、いる

父上のところへ向かわなきゃ…！




吽｢クソ、あいつ殺られたのかよ
俺の盾になれるやつだったのに、残念だな｣


宇髄｢次はお前の番だぞ｣


吽｢僕らは2人で1つだったんだ、バラバラにした恨みは晴らさせてもらうぞ
阿、ごめんね、力をもらうよ｣





…！
まさか…！

瞬く間に頸の周りが固くなったように見えた

さっき、私が倒した鬼の特性じゃないか…！




吽｢僕達はね、二人一緒に倒した方がよかったんだよ？残念だったね｣


宇髄｢とりあえず高火力ぶっこめば問題ねぇだろ
音の呼吸、肆ノ型、響斬無間(きょうざんむげん)

…！｣




父上の技でも頸は斬ることができない
やはりぶっ刺す以外どうしようもないのか…!?

父上はさっきの技で腕や脚をきるがさっきの鬼よりも早く回復する
おそらくさっきの鬼は盾であったため今までも攻撃をくらい続けていたのだろう

その分、こっちは攻撃をくらわなかっただけ攻撃するために血を使うとはいえ、血の蓄えがあるんだろう

とりあえず攻撃をしようと鬼に近づく




『響の呼吸、参ノ型、円舞曲(ワルツ)』


吽｢血鬼術、かまいたち｣


『くっ…』




攻撃はできずに返り討ちに合う




宇髄｢A！｣


吽｢人の心配していて大丈夫？
血鬼術、斬風｣


宇髄｢くっ…！(気を取られた一瞬に…！)｣


吽｢僕、本気だよ？
実はね、阿か吽、どちらかが倒されることにより本領発揮なんだよ？
もっと遊ぼうか｣




…！あの、瞳は…！




宇髄｢下弦の参…!?｣









.









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今回の十二鬼月の阿吽っていうのは私が勝手に作りだした鬼です
原作とは一切関係ありません！すみません！





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