か な で ろ【鬼滅の刃】

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方向性が決まると、他の型は案外すぐ決まった

いや、できたとも言えるような…




最初からこの型はこれって決まっているような

そんな気がした









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宇髄｢よくできたな、A!!｣




髪の毛をぐしゃぐしゃにするくらい頭を撫で回された

でも、自分のことのように喜んでくれているのが嬉しかった




『父上のおかげです、ありがとうございます!!』









全部の型ができる頃には、師匠としての父上には敬語を使い、家族としての父上に対しては敬語を使わない
というような自分の中での謎の規則を決めた









.









宇髄｢よし、風呂一緒に入るぞ｣


『はぁ？嫌に決まってんじゃん』


まきを｢天元様、この歳くらいの女の子の気持ちくらいわかってあげましょうよ｣


『まきをさん好き、まきをさんと一緒に入る』


宇髄｢はぁ!?俺様と入れよ、なぁ、おい｣









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響の呼吸は玖の型まである

でもなんだか拾までないといけないような気がする

1つ、足りない

それは音楽を一応勉強した身としても、型を作っている身としてもだ




｢まぁ、今はできないぞ｣




また、この声……




『あなたは、誰』




無限に広がる白い空間に私はいた

ここは、夢なんだろう




｢余はな、奏者を見守る守り神くらいにでも思っておいておくれ
そのうちわかる｣


『守り神…？』


｢奏者ならきっと、___________｣









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『…！』




目が覚めた

なんか、重大なことを言われたような





覚えてないな…最後の言葉

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