【神童拓人】思い出してくれっ…俺は君に惚れたんだ。

三十五話だぞ ページ9

・

拓人side

・
走った。とにかく走った。

・

死んでほしくない。Aが死んだら俺はどうすればいんだ…！！

・

ポロッ…

・

涙が零れおちた。

・

本当に俺、泣き虫だな…

・

バンッ！！

・

屋上のドアを思い切り開けた。

・

Aは気付いていないみたいだった。

・

拓人「ーーー！！！！」

・

Aが飛び降りる体制になった。

・

拓人「Aーーーっ！！！」

・

・

太陽side

・

太陽「えっ！？」

・

Aが……さくの上に！？

・

ここからじゃ良く見えない

・

太陽「どうしようっ！！行かなきゃっ！！」

・

走ろうとした時、

・

冬花「ダメよ。太陽君。」

・

太陽「なんで！？Aがっ！Aがっ！！」

・

冬花「太陽君、貴方自分がどんな病気かわかってる！？激しい運動しちゃいけないのよ！！」

・

太陽「嫌だ！！A！！Aがぁぁぁーーっ…うわぁぁぁぁんっ…」

・

冬花「泣いていいのよ…思い切り泣きなさい…。時には、諦めが必要なの。太陽君の恋も。」

・

・


蘭丸side

・

さくの上にAがっ！！

・

どうしよう！！

・

っ！！

・

飛び………降りた……！！！！

・

俺は、ショックで目を瞑った。

・

A……！

三十六話だぞぁ、ちょいpinkでしゅ。→←三十四話だぞ

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す