日プで御曹司ボー〇ズパロ (ページ13)

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第12話自己PR ページ13

6人全員が揃い、女子達の歓声も大きくなる。

アイドルという訳では無いのに
みんなイケメンで、オーラがあって立っているだけでAという感じだ…。

貴『これが御曹司ボーイズか…』

周りのみんながきゃあきゃあ言うのもわかる気がする。実際に会うとこんなにもかっこいいのか。

MC『えーではまず最年長の與那城さん！何かコメントをお願いします』

天の声MCがそう言うとスタッフらしき人がマイクを渡す。

貴(えっ、いつの間にかカメラが沢山、、！)

周りを見るとカメラが沢山あって、スタッフも増えていた。

奨『えーはい。ではまず皆さんお忙しい中、本日は来て頂きありがとうございます。』

一言喋るだけで会場の女子たちはは大喜びだ。

奨『Prince of marriage…ということで、えー僕達御曹司達は本気で結婚相手、探します。もしかしたらこの会場に……僕達の運命の人がいるかも知れませんね？』

與那城さんが少し微笑んで言う。ファンじゃない少し私もキュンときた。
女子達の歓声もおさまらない。

景『ちょっとみんな落ち着いて？？みんなの顔よく見せてよ、将来のお嫁さんになるかもしれない人達なんだからさ』

佐藤景瑚のその発言はさらに状態を悪化させるだけだった。
私はちょっとくさいと思ってしまったが。()

だけど確かに、もしかしたら私がこの中の誰かと結婚、するかも知れない。少し想像してみたけれど100パーセントないなと思った。やっぱり私が残りの6人に選ばれるはずがない。

MC『すごい歓声ですね～、、えーではそろそろ最終オーディションに入りたいと思います。
選考方法は、事前に伝えておいた通り自己PRでございます！！！』

奨『お～』

景『シンプルでいいね』

鶴『わかりやすいっす』

蓮『皆さん事前に準備していたんですね～！』

木『アピール待ってまーす』

川西拓実は余り喋らないしリアクションもない。
案外クールなのかもしれない。

メールに好きなようにアピールしていいと書いてあった。
どれだけ自分を知ってもらえるかが重要だ。

蓮くんは私のことなんて覚えてないだろうけど
中一の時より成長した私を蓮くんに見てほしい！
そう思って私は自作のダンスを用意してきた。

それぞれ番号が決まっていて順番に御曹司の前でやることになっている

ある人は自分の特技を披露したり、ある人はただただ喋ったり。それぞれの自己PRが続いた。

そしてとうとう私の番になった。

貴『エントリーNo.11 AA、特技のダンスを披露します。』