温もり64 ページ14
寒い。
自分の部屋に戻って、私はコートを脱ぎ捨てた。
それをオロチさんが拾ってハンガーにかけた。
「……っっ」
よく分からないけど涙が後から後から押し寄せて来た。
凄く悲しい。
「……っっどうしようオロチさん……私酷いこと言っちゃた……っっ」
オロチさんは泣きわめく私をベッドに座るよう誘導させた。
私は泣きながらベッドに座る。
オロチさんはその隣に座った。
オロチさんはそんな私の顔をじっと見ていた。
「……なに」
「いや、なんでも無い」
そう言ってオロチさんはようやく私を抱きしめ、慰め始めた。
「……っっ」
首にまた違う感触を感じた。
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ぐりーん(プロフ) - もうこれ何度見返しても涙…好きすぎる( ; ; ) (2022年1月16日 16時) (レス) id: c2e222939c (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 感動しました、、、 (2020年4月16日 19時) (レス) id: be295054f5 (このIDを非表示/違反報告)
黒咲優乃 - これ絶対誰でも泣きますよ...感動&少し切ない...良い物語ですね。何年、もしかしたら、何十年か後、主人公がオロチ達とまた再開出来たら良いなぁと思いました (2018年12月25日 0時) (レス) id: c26dd69b91 (このIDを非表示/違反報告)
奈乃 - 泣いちゃいました! (2017年11月19日 12時) (レス) id: e19d1310b2 (このIDを非表示/違反報告)
彩花 - 感動してに泣きました。 (2017年6月5日 19時) (レス) id: 463cc6db15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:剣城京菜 | 作成日時:2016年3月3日 16時