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モデル2 ページ23

三郎視点

シブヤにある喫茶店で二人でお茶して色んな所を回っていたら飴村乱数に声を掛けられた。


Aがposseと仲良いのは調査済みだし別に驚いた事も無かった。


しかも一兄のレアショットをくれるというのだ。こう言う手の人は裏があると分かっていたものの一兄には勝てず大人しくついて行くことに。





『らむちゃの事務所…?』


「そう!僕ねー今日モデルさんがどっか行っちゃってて〜困ってたんだよねぇ」


『あ、急にお腹が』「痛くないよね?」『はい……』


嫌な予感を察知したAは言い訳をしたがすぐに見破られた。


僕はモデルは嫌だったがモデルくらいで一兄の写真を貰えるなら…!と思って普通にしてたんだけど…


「女装なんて聞いてないぞ!」


『だから嫌だったのに…』


「だいじょーぶ!二人とも可愛いよ〜!」


「当たり前だ。一兄に似た僕が似合わないわけない」


『三郎、初めて着た俺と似たような事言ってる』


「初めて…?」


知らないフリをしてみればAは慌てたように何でもないと答えた。


まぁ僕はどんな女装したか知らないけど女装をした事実は知っている。


『んで…これ着てどうするの』


「スタジオで写真撮る。」


「て事は下手したら、雑誌か何かで採用されて載るのか!?」


二郎に知られたら絶対馬鹿にされる…!


「二人ともまだ未成年だし〜顔は特別に出さないから!お願い」


「…分かった」『うぅ…頑張る…』

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作者名:あんぽろ | 作成日時:2020年5月15日 23時

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