【歌い手】海賊に連れ去られた私は仲間になりました（2）【浦島坂田船】

2の28 ページ29

貴方side

あれから私となるせさんは、話してた。

それで街案内をしてくれることになった。

でも時間が時間であと、40分ぐらいしかない。


｢あ、じゃぁ、行こっか｣

『はい！あ、なるせさん！！自分でお金払います…！』

｢だーかーら、リボン拾ってくれたお礼！！｣


『うぅ、、でも…』

｢いいからいいから！！｣

『…ありがとうございます…！』

｢ははっ、じゃ、行こっか？｣

…

…


…



｢ここが、街で有名なパン屋さん、クリームパンが人気だよ｣


｢んで〜ここは、コロッケ屋さん、寒いところだから、いつも行列だよ。美味しいし暖かい！｣


『お、おぉ！！』

｢食べてもらいたいところだけど…時間がないもんね…｣

『んん…残念です。。』

｢またいつか遊びにおいでよ！そしたら、食べようね。｣

『はい！！』

｢あ、でここは、アクセサリーが売ってるところ！！可愛いでしょ！俺のお気に入りのお店！｣

『わぁぁ…っ！かわいい…』

｢んじゃ、ここ見ようか？、戻ったらいい時間じゃないかな？｣

『はい！！』


…



…


私は店内をなるせさんと別々で回った




『このリボン…』

私が見たのは、紺色でピンクのストライプが２本入ったふたつセットのりぼん



『さっきのお礼…にしようかな…』


私はアクセサリーは、うらたさん志麻さんセンラさんに貰ってたので大丈夫かな…と 先程のリボンをもってお会計に向かった。





…



…


綺麗に包まれた袋。



｢あ、何か買ったの？｣

なるせさんとまた合流した

『はい！気に入ったものがあり…！』


｢それは、よかった、あ、集合場所の近くまで送るよ、どこ？｣

『えっと、、〇〇がある所らへんです』

｢分かった、じゃ、行こっか｣





…



…




｢ここらへんで大丈夫かな…？？近くまで行っちゃうとなんか言われちゃいそうだし…ね｣


『ここで大丈夫です！！本当にありがとうございました…！！これ、今日のいろいろなお礼をこめて…大したものじゃないのですが…』


｢へ、？！お、俺に…？ ありがとう、開けていい？｣

『はい！』

｢わっ… このリボンめっちゃかわいい…｣

『よ、喜んでくれたようで嬉しいです！』


｢本当にありがとう…！｣

『はい！では、そろそろ…』

｢待って…！これ…｣


なるせさんが差し出してきたのは



先程私があげたリボンの2つのうち1つ




｢思い出としてさ…1つずつ持っていよ…？忘れないように…｣


『…！！はいっ！！』

2の29→←さくしゃから

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す