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××21回 ページ24

『じゃあ、まずはあなたの能力についてお願いします、、、』

向かい合って椅子に座り彼に問うた。



「あ?俺?俺なぁ、、そんな面白いもんやあらへんけど、、、、

まぁ、人間で言うテレパシー、やな」


そんなすごいことが出来るというのに彼は心底つまらなそうに髪の毛を触る。
くるくると自分の手で弄んだ

『テレパシー、、?ぁ』

思い出したのはこの間のセンラさん
確か志麻くんが頭の中響かせるから、、とかなんとか言っていた。

『あの時、、、』

「あぁうん。Aくんが逃げるとき起きてたん。やからセンラの頭に捕まえてやー抵抗するようなら血吸ってもええしって言ったんよ」

『、、、、』

軽い気持ちで聞いているが、身の毛もよだつ話だ。
志麻さんの近くにいる時は、逃げることなんか出来なそうだと思った。

『じゃあ、えーと能力が現れる吸血鬼と現れない吸血鬼の違いは、、、
現れる年齢とかは、ありますか??』

気を取り直して次の質問にうつった
志麻さんは少し考え込むように指を顎に当てる

「んーせやなぁ、あぁ純血、かな」

俺は詳しい事は分からへんけど、と呟いた。
純血、、、

『純血って、、、』

「ぁー俺説明苦手やねん。
センラに頼んどいたから。隣の部屋におるから聞いてきぃ。」

と志麻さんは半ば無理やりセンラさんに押し付けたようだ

××22回→←××20回



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設定タグ:浦島坂田船 , 男主 , 吸血鬼
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柴イヌ - 初コメ失礼します!最後の最後で続きが気になるストーリーなのがたまりませんでした!ですので、番外編を期待してます!笑(作者さんのペースで)これからも見させていただきます!素敵な小説に出会えてとても幸せです!ありがとうございました! (2022年8月23日 0時) (レス) @page35 id: e7748e17b4 (このIDを非表示/違反報告)
ヌー - まって……最高すぎる…… (2021年2月17日 22時) (レス) id: 4776e056ef (このIDを非表示/違反報告)
みみ - 式綴さん» それもいいですね!!!!全裸待機してますね(( (2019年11月23日 8時) (レス) id: f3dbb4cfe6 (このIDを非表示/違反報告)
式綴(プロフ) - みみさん» 嬉しいお言葉ありがとうございますー!続編は無いのですが、視点を夢主だけにしていたので浦島坂田船視点の話を作ろうかなと、、(未定) (2019年11月17日 9時) (レス) id: 939a8981cd (このIDを非表示/違反報告)
みみ - あぁ……終わってしまった……神小説をありがとうございました!続編ありますか?((って事で無限ループしてきます((( (2019年11月16日 16時) (レス) id: f3dbb4cfe6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:式繼 | 作成日時:2019年8月30日 19時

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